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玉鷲、初土俵から20年間無休〝鉄人ぶり〟の秘訣 通算1630回連続出場、師匠の片男波親方「何も考えていないところ(笑)」

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月10日 12時52分

節目の取組は悔しい逆転負け(夕刊フジ)

■大相撲秋場所 2日目=9日、東京・両国国技館

東前頭10枚目の玉鷲(39)=片男波=が、2004年初場所の初土俵から通算1630回連続出場となり、史上1位の青葉城に並んだ。

節目の取組では、東前頭11枚目の佐田の海(37)に土俵際のはたき込みで敗れ、初日から2連敗。「もっと頭を使えという感じ。相手は(土俵際で)逃げると分かっている。勝ちにいき過ぎたかな」と反省しつつ、大記録を「ここまで頑張ってよかった。いいご褒美」と喜んだ。

39歳で幕内の地位を守り続けるだけでも大変だけに、師匠の片男波親方(元関脇玉春日)も「記録達成は厳しいと思っていた」と一安心だ。「大負けしたらガクンと落ちるかもしれないし、1場所1場所が勝負。引退と隣り合わせなので」と精神面の影響の大きさを指摘し、鉄人ぶりの秘訣も「何も考えていないところ(笑)」と持ち前のプラス思考が奏功していると分析。「マイナスの発想がない。切り替えが上手く引きずらないのか、考えられないのかわからないけど…」と冗談めかして解説した。

一方、同部屋で姉が玉鷲と結婚した十両の玉正鳳(31)は「気持ちも若いし、年取ってるからといって稽古を休んだり、ダラダラすることはない。やることをしっかりやっている積み重ね」と明かす。やはり日頃の努力も欠かせないのだ。

順調にいけば、今場所13日目に史上6位の幕内連続出場1000回に到達する。九州場所7日目の11月16日には40歳の誕生日を迎え、次の目標は戦後の幕内最年長記録となる旭天鵬(現大島親方)の40歳10カ月。当の大島親方も「俺もそうだったんだろうけど、体が全く衰えていない。この緊張感を楽しんでいるんじゃないかな? この元気さならいけると思うよ」と太鼓判を押す。これからも数々の記録を塗り替えてくれそうだ。 (塚沢健太郎)

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