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阪神、大逆転連覇あるか 首位巨人に「2・5」ゲーム差まで接近 下位球団も好アシスト、岡田監督「相乗効果やな」ニンマリ

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月7日 11時17分

六回、満塁本塁打を放つ阪神の佐藤輝=神宮(夕刊フジ)

崖っぷち3位の阪神は6日の最下位ヤクルト戦(神宮)に大勝。佐藤輝に通算4度目のダメ押し満塁弾が飛び出すなど今季4度目の4連勝をマークし、試合のなかった首位巨人とのゲーム差も「2・5」にまで接近した。3タテを食らわせた中日、今回のヤクルト…といい、ここにきて下位球団の〝後方支援〟もバッチリ。風前の灯だった球団初の連覇取りが急転、ひょっとしたら…の展開と化している。

試合は計5打点の佐藤輝を筆頭に大山、森下、近本とドラフト1位4人組が揃って打点を挙げての圧勝劇。佐藤輝は「皆がつないでくれたチャンスだったのでいいスイングができた」と手応え十分だったが、当然のごとくドヤ顔…だったのが岡田彰布監督(66)だ。「9月が勝負というのはみんなが分かってることやから。そこに調子を合わせるのは絶対無理やけど、やっぱり気持ち的にここからや!となるから皆がいい流れで回るんよ。打線も点が取れて投手も頑張れば勝利が付く…といい回りの相乗効果やな」とニンマリした上で、4連敗中と失速状態にある広島に「そら、きついやろ。明日明後日はデーゲームらしいな。この暑いのにデーデーはきつい」と〝同情〟する余裕まで出ている。

それにしても…。最大で「5・5」あった上位の巨人、広島とのゲーム差が縮まったのも、4位DeNAも含めた下位球団が阪神のために…ではないが、頑張ってくれたからこそ。他力に頼るのも勝負の世界の常で、阪神としたら万々歳だろう。

日本一になった昨季もこの9月は破竹の11連勝でそのまま独走ゴールを切った。もしも今季、この戦況から昨季のような怒濤(どとう)の快進撃で、またアレでもしたら…。岡田監督のドヤ顔は一体どこまで強烈になるのか、今から心配ではある。 (岩﨑正範)

ヤクルト―阪神20回戦(阪神12勝8敗、18時、神宮、2万9504人)

阪 神 110034000-9

ヤクルト 100000000-1

(勝) ビーズリー11試合7勝2敗

〔敗〕 サイスニード21試合2勝8敗

(本) 佐藤輝12号④(尾仲)

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