ネット騒然銘柄 空売りファンドが不正会計主張で「レーザーテック」が乱高下 ネット上で「付き合わんでいい」など批判的な声

７日は、空売りファンドのターゲットとなった半導体製造装置メーカーのレーザーテック（６９２０）がネット上で話題となった。海外の空売りファンドが同社の不正会計を主張するリポートを発表し、株価が２日間にわたって急落したが、会社側は不正会計を明確に否定したため、７日の株価は反発した。

大手株系掲示板では「くだらんファンドには付き合わんでいい」など、リポートに対して批判的な声が多く見受けられた。ただ、今後も荒れ相場が続く可能性はありそうだ。

７日は、５日に新規上場したアストロスケールホールディングス（１８６Ａ）がネット掲示板で話題を集めた。同社はスペースデブリ（宇宙ごみ）除去や衛星点検などを手掛ける宇宙ベンチャーで、個人投資家の間では上場前から注目を集めていた。上場時は公開価格を大幅に上回るなど好調な船出となったが、その後は急落した。

ただ、ネット上では「楽しみでしかない」「他のベンチャーより有望」など強気の声が目立つ。宇宙という未知の領域に対する期待感が高まっているようだ。　（新井奈央）