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自民総裁選本番モード 世論調査で石破氏、進次郎氏、高市氏が〝大激戦〟 識者「国家観を示しているのは石破氏と高市氏、河野氏」

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月26日 11時56分

高市氏は25日放送のBSテレ東番組(収録20日)で、「党選挙管理委員会で日程も決まったので本格的に準備を進める」と表明した。エネルギーや食料安保、サイバーセキュリティーを重視する考えを強調した。

注目される経済、財政について、「必要なところにちゃんと投資して税収で戻ってくる形をつくる。日本の国内総生産(GDP)そのものを大きくしていく」と主張した。大半の総裁候補が財務省主導の財政規律路線に立つなか、安倍氏が進めた積極財政路線を示した。

鈴木氏「国家観を示しているのは石破氏と高市氏、河野氏ぐらい」

高市氏は出馬に必要な推薦人20人の確保にめどが付いたとして、週内に正式表明する方向で調整しているが、引きはがしも相当なようだ。

総裁選では、主流派として岸田政権の政権運営、党務を担った茂木敏充幹事長(68)や、旧岸田派の「ナンバー2」で、岸田首相の女房役である林芳正官房長官(63)も意欲を示している。

自民党関係者は「主流派のベテラン勢は、『岸田政権への大逆風』に加え、序盤で掲げられた『世代交代』のスローガンで旗色が悪い。世論調査の結果でも、その傾向がはっきりしている」と分析する。

今後、総裁選はどうなりそうか。

前出の鈴木氏は「総裁選は、過去最長の選挙期間となった。政策論争となれば、候補者の能力や本音が浮き出てくる。そこでは『国家観』も問われるが、現時点で明確な国家観を示している候補は石破氏と高市氏、河野氏ぐらいでは。総裁選は自民党内の選挙で国政選挙と違うが、国会議員は『次の選挙=衆院選や来年の参院選』で勝ち抜けるかを意識する。ともかく、大混戦で『決選投票』までなだれ込むのは間違いない」と語っている。

【自民党総裁選に出馬意欲を示している議員】

青山繁晴参院議員(72)

石破茂元幹事長(67)

加藤勝信元官房長官(68)

上川陽子外相(71)

小泉進次郎元環境相(43)

河野太郎デジタル相(61)

小林鷹之前経済安保相(49)

斎藤健経産相(65)

高市早苗経済安保相(63)

野田聖子元総務相(63)

林芳正官房長官(63)

茂木敏充幹事長(68)

報道各社の世論調査「次の自民党総裁にふさわしい人」

朝日新聞(24、25日実施) 石破茂 (21%) 小泉進次郎(21%) 高市早苗 (8%) 上川陽子 (6%) 河野太郎 (6%) 上川陽子 (6%)

毎日新聞(24、25日実施) 石破茂 (29%) 小泉進次郎(16%) 高市早苗 (13%) 小林鷹之 (7%) 上川陽子 (6%)

読売新聞(23~25日実施) 石破茂 (22%) 小泉進次郎(20%) 高市早苗 (10%) 河野太郎 (7%) 上川陽子 (6%)

※敬称略。各紙の世論調査から上位5人を抜粋した

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