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おかげさまで40年 これがWAHAHA本舗だ! 喜怒哀楽の表現ピカイチの柴田理恵、たまに本当の〝泣き〟も 女座長に据えると「私は脇でしか目立たない」と涙ながらに訴え

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月23日 11時0分

柴田は昨年披露した講談「シン・おしん」の続編が今年の見せ場だ(WAHAHA本舗提供)(夕刊フジ)

WAHAHA本舗を立ち上げるとき、喰始氏から「3年は頑張ろう」と言われると、20代だった柴田理恵は「テレビでちょっと売れてきても、言うことを聞いて駄目になった人はいっぱいいるから、そんな甘い話に私は乗らないので、私は(当時やっていた)ストリップ劇場の掃除は絶対に辞めません」と言い切った。しかし本格的にテレビの出演が増え、数年後には掃除の仕事は辞めることになったという。

ワハハ旗揚げ時に喰氏はかなり資金提供をしたが、久本雅美や柴田のような売れっ子が出ても、お金に口出ししなかったのが、ワハハが長続きした理由の一つだと喰氏は断言する。

ワハハの個人活動の始まりとなる1988年の「一人一店舗シリーズ」で、柴田は佐藤正宏とコンビを組み、「ラブストーリー」という2人芝居をスタートした。その最中に2人は石川テレビのレギュラー番組で体験ものを経験した。風呂屋の番台や掃除、バスガイドなど特殊な仕事を体験するのだが、これが役者としての引き出しを増やし、客演で引っ張りだこになった。

「役が来てから勉強しなくても、すでに経験済みなわけです。自分が大きな役をやると思っていなかったせいか、柴田は疑問に思いながらやっていたけれど、いろんな体験からだんだん大人になり、物の作り方も覚えて成長していったんです」(喰氏)

しかし、と続ける。

「柴田は非常に感情が豊かというか、喜怒哀楽の表現がずっと面白いと思っていて、テレビのバラエティーに絶対に合うと思っていました。本人は当初はかなり抵抗していましたが、僕も説得することでテレビに露出していくことになりました。泣き芸(笑)ではなく、本当のリアクションなんですね、彼女の場合は。だから面白い」

また、いずれ柴田に主役をさせたいと思い、柴田を女座長に据え、バラエティーっぽい公演を立ち上げたら、「私は脇でしか目立たないし、無理なんです、こういうことは」と涙ながらに訴えてきたこともある。

「頑張るんだけど、追い込められちゃうと、ふわっと弱気が出る人でもあります」

バラエティー番組でよく見る涙もうなずける。 (佐藤栄二)

■WAHAHA本舗40歳記念全体公演「シン・シンワハハ40」 9月28日~10月6日の東京・シアターサンモールから始まって、兵庫・神戸国際会館こくさいホール(10月20日)、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(11月2日)、12月14、15日の大阪・森ノ宮ピロティホールまで全国17カ所28公演。

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