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時代錯誤のテレビ業界 セクハラやパワハラ横行、少なくない悪徳プロデューサー できる人は逆に肉弾接待を回避し仕事に邁進

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月6日 6時30分

各局とも意識のアップデートが求められている(写真はコラージュです)(夕刊フジ)

タレント志望の20代の女性にタクシーの車内でキスをしたり、脚を触ったりとわいせつな行為をしたとして、テレビ東京制作局の40代の男性プロデューサーが先月、不同意わいせつ容疑で警視庁に書類送検された。「酒を飲んでいて覚えていない」と釈明しているが、警察は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたという。

芸能界では相も変わらずセクハラが横行しているのが実情だ。

「近年、テレビ業界や芸能界の性加害問題についてようやく警察が動くようになりましたが、昔は泣き寝入りでした。それをいいことに傍若無人なセクハラ、パワハラが業界に横行していました。そんな先輩たちの背中を見て、頑張ってプロデューサーまで上り詰めたのが、今回の容疑者のようなタイプ。昔、先輩が許されていたから、俺も偉くなったら…なんて幼稚で下品でアップデートできていない時代錯誤な輩が少なくありません」と芸能プロダクション幹部は嘆く。

「テレビ業界が華やかなりしころは、制作費でホテルのスウィートルームをとって、口説くこともできたけど、斜陽の今は制作費も削減されて、ムードもあったもんじゃない。ドライブレコーダーがある時代にあり得ません。テレビ業界の恥の上塗りはやめてほしい」とテレビ制作会社ディレクターは語る。

また、テレビ局営業部の社員はこうこぼす。

「クライアントがテレビから離れている時代に困った話です。仕事ができるプロデューサーって自然にモテるので、仕事をチラつかせて女の子を落とそうなんて考えません。局でよく表彰されるようなプロデューサーは逆に大物女優の接近やプロダクションの肉弾接待をノラリクラリとかわしながら、仕事に邁進していました。女の子を口説くために仕事の立場を利用するなんて、男として魅力がないことを自白しているようなものです。キャスティング権限がないのに、権限があるようにかたって、女性タレントに不適切なことをしようとしている輩の話も耳にしますので、これも氷山の一角かもしれません」

テレビ業界も、頭の中までアップデートが必要なようだ。

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