1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

堀井学議員、有権者に香典か 一部の秘書が疑問視、止める提案も「慣例だからやめない」と配布を指示した公選法違反の疑い

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月5日 11時44分

自民党の堀井学衆院議員(52)=比例北海道、当選4回=が選挙区である北海道9区の有権者に、自身の名前を記した香典を秘書に配らせていた疑いがあることが、関係者への取材で分かった。公選法では、議員本人が葬儀に参列した場合を除き、選挙区内で香典を渡すことを禁じている。東京地検特捜部も同様の情報を把握し、確認を進めているもようだ。

関係者によると、秘書は2022年前後、堀井氏の指示を受けて選挙区内の有権者が関係する複数の葬儀に出席し、堀井氏名義の香典を渡していた疑いがある。堀井氏の代理として香典を配っていたとみられる。

事務所内では、一部の秘書が香典を配ることを疑問視し、配布を止める提案もされたが、関係者によると、堀井氏は「慣例だからやめない」などといって香典の配布を続行するように指示していた疑いがあるという。

葬儀では香典を渡すこともあれば、菓子などを渡すこともあったとされている。

堀井氏は、リレハンメル冬季五輪(1994年)のスピードスケートで銅メダルを獲得。2012年の衆院選で北海道9区から出馬し、初当選を果たした。21年の衆院選は比例復活で、現在4期目。所属する安倍派の裏金事件では、派閥からの還流金計2196万円を政治資金収支報告書に記載していなかった。政治資金規正法違反の疑いで東京地検に告発されている。

堀井氏は今年6月、裏金事件などの責任を取るとして、次期衆院選に立候補しないと表明したが、議員辞職や離党は否定している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください