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トップ直撃 「mixi」「モンスト」で市場席巻、サプライズが最優先!の経営方針、スポーツ事業でビジネス拡大 MIXI・木村弘毅社長

zakzak by夕刊フジ / 2024年11月12日 6時30分

――AIへの取り組みは

「AIは大きく生産性を上げるだけではなく、アプリケーションの領域にも入ってくることで、今までのインターネットのサービスと全く別の高いクオリティーのものが提供できると考えています。われわれのパワフルなエンジニアたちがAIも使えるようになることが近道なので、リスキリング(学び直し)を始めています」

――2022年に社名と企業ロゴを変えました

「MIXIと大文字にして、赤とオレンジの『エモーションバー』を入れました。『熱い気持ち』と『温かな気持ち』が込められています」

――今後の目標は

「一つはグローバル企業になっていくということですね。日本は人口減少というリスクがありますが、世界に目を向けるとまだまだ人々のコミュニケーションを良くすることができるという思いもあります。日本のIT企業がグローバルで成功したケースになれれば、日本の経済全体にもエールになると思います」

――日本企業が海外で勝負するには

「モンストは競争環境の激しい日本でトップタイトルとして磨かれてきたので、面白さを含めて非常にレベルの高いことをやっています。ゲームにかぎらず日本酒やフードカルチャーなど、海外に届けていくと高く評価してもらえるものは、たくさんあると思っています」

飢餓状態で会食!?

【習い事】小学校時代はほぼ「週7」で習い事をしていたという。

「学習塾、書道、絵画、英会話、水泳、ボーイスカウトなどいろいろです。親は全部やらせてくれて本当にありがたかったですね」

その後の仕事に生かされたこともあるという。

「絵画など芸術を習っていたのは、スマホゲームを作るうえで、多少絵心があったり、全体の構成を作ったりする際に役に立ちました。絵画を習っていなかったらモンストは生まれていなかったかもしれません」

【モバイル】大学を中退して家業の会社を手伝った後、携帯電話のコンテンツを手掛ける会社に入った。

「携帯電話のインターネットは面白い、絶対に化けると確信していました。『打倒ミクシィ』で頑張ったこともありましたが、ミクシィがモバイル版のSNSを出したことで勝敗が決して、ミクシィを3回受けて途中入社しました」

【ゲーム】「当時の事業部長からゲームを作るように言われました。最初はmixiのプラットフォーム上で動くゲームを調達していたんですけど、アイデアが湧いてきて、自分で作るようになりました」

【家族】妻と8歳、5歳の男児。

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