桜井心那に〝朗報〟全英女子オープン出場切符 昨年に続き２年連続「もう神様はいないなって思ったら、いました」

桜井心那（夕刊フジ）

朗報が届いた。「もう神様はいないナって思っていたら、昨夜（１４日）連絡がきました！」と目を輝かせたのは女子ゴルフの桜井心那（２０）である。来週２２日に開幕する米ツアーメジャー最終戦、「ＡＩＧ全英女子オープン」の出場切符である。

昨年に続き２年連続２度目の出場。全英出場資格は、世界ランキング５０位以内、日本ツアーでは６月の「サントリーレディス」時点の賞金ランク３位以内などに付与されるが、昨年４勝を挙げた桜井の快進撃は今季は影を潜めた。５月には全米女子オープンを含め日米で４戦連続予選落ちと不振に陥った。

「練習では悪くない。試合になると…。もう出たくないって思ったりしたこともあった。全英が決まった選手が、その話をしているのを聞いてうらやましかった」という日々は辛かった。それでも７月の「ミネベアミツミレディス」で２位になるなど復活。前週の「ＮＥＣ軽井沢７２」で予選落ちしても、「前を向くことができた。メンタル的な部分です」と心身ともに落ち着いたところでの〝朗報〟だった。

今年の全英舞台は名門のセントアンドルーズ・オールドコース。「ずっと出たいと思っていた。すごく楽しみ」と笑顔が弾けたが、その前に…。今週は１６日開幕の国内女子ゴルフ「Ｃａｔレディス」（神奈川・大箱根ＣＣ）に出場する。前日１５日のプロアマ戦にラウンドした桜井は、「ええ、箱根でも…」と再び特上スマイルでした？！　（清水満）