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兼原信克 安倍総理の遺産 対中国「核対峙の時代」に備える「真の日米同盟」とは 安倍総理の遺産、日本独自の反撃能力「通常兵力の大増強」が必要

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月1日 15時30分

そのためには、まず「日本独自の反撃能力」をはじめとして、日本の「通常兵力の大増強」が必要である。

そして、米国の戦術核兵器へ、戦略核兵器へと、日米同盟のエスカレーション・ラダーをしっかりくみ上げて、中国のいかなる挑発、攻撃にも柔軟に対応できるようにしておかねばならない。それが抑止ということである。それが真の同盟管理である。

■兼原信克(かねはら・のぶかつ) 1959年、山口県生まれ。81年に東大法学部を卒業し、外務省入省。北米局日米安全保障条約課長、総合外交政策局総務課長、国際法局長などを歴任。第2次安倍晋三政権で、内閣官房副長官補(外政担当)、国家安全保障局次長を務める。19年退官。現在、同志社大学特別客員教授。15年、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章受勲。著書・共著に『日本人のための安全保障入門』(日本経済新聞出版)、『君たち、中国に勝てるのか』(産経新聞出版)、『国家の総力』(新潮新書)など多数。

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