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今日から始める10万円株 高根の花だった銘柄、株式分割で10万円株の仲間入り「ASNOVA」「ハリマビステム」「セグエグループ」

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月13日 11時0分

10万円以内で投資可能な銘柄は原則、株価が1000円以下の銘柄となる。業績良好な銘柄は10万円では買えないものが多く、個人投資家にとっては金額のハードルが高くなりがちだ。

しかし、中には株式分割を行い、実質的な投資金額を引き下げる企業もある。ちなみに東証では、個人投資家が投資しやすい環境を整備するために、望ましい投資単位として50万円未満という水準を明示している。

今回紹介する3銘柄は、今年に入り、株式分割を実施し、その結果、10万円以内で投資できるようになった銘柄。さらにチャート的にも投資妙味のあるものを選んだ。

グロース市場の「ASNOVA」(9223)は、昨年12月の新規上場銘柄だが、3月27日の株主を対象に1対2の株式分割を実施した。くさび式足場のレンタルや販売が主力で、足元の業績は良好。2024年3月期は営業利益で86・1%増での着地、25年3月期も同23・7%の増益を見込んでいる。

株価(10日)は617円で、上場来高値圏で推移中。5日には突如として、出来高を伴いながら株価が急伸。何か大きな材料を内包しているような動きだ。

スタンダード市場の「ハリマビステム」(9780)は、首都圏を中心とするビルメンテナンスの中堅。3月27日の株主に対して、1対5の株式分割を実施した。25年3月期は、増収増益を計画、営業利益で約10%増益の見通しだ。

株価(10日)は723円と7万円台で投資可能。分割前には3800円台を付けていた銘柄だ。PBR(株価純資産倍率)は0・77倍と割安なうえ、配当利回りは3・32%と魅力的だ。

プライム市場の「セグエグループ」(3968)は、ITシステムにおけるITインフラおよびネットワークセキュリティー製品などを展開するITソリューション企業。2月27日の株主に対して1対3の株式分割を実施した。

足元の業績も良好なうえ、今期は1000株以上を保有する株主を対象に「QUOカード3万円分」の株主優待を新設した。年間配当の11円とQUOカードの3万円を足すと、実質の配当利回りは、6%以上にも達する。株価(10日)は614円と、6万円台で買える。ただし、株主優待を受け取るためには1000株以上の投資が必要。 (三枝裕介)

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