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J1浦和・ヘグモ監督「電撃解任」の舞台裏 西野前TDの退社、強化部内で意見対立…前任のスコルジャ氏出戻りは堀之内SDの肝いり

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月29日 11時39分

サッカーJ1浦和の監督交代劇に驚かされたサポーターも多いだろう。27日、今季就任したペアマティアス・ヘグモ監督(64)の解任が発表され、なんと後任に昨季限りで退任したマチェイ・スコルジャ氏(52)が再登板することになった。

浦和は今季9勝8分け9敗の13位と低迷中。リーグ戦残り12試合というシーズン途中での決断となった。スコルジャ監督の再登板の手続き完了まで、池田伸康コーチ(54)が暫定監督として指揮を執る。

浦和は2020年から強化体制を一新。3年計画で結果を求めてきたが、この約4年半で4人目の監督交代とはさすがに多い。今回の再登板は4月に就任した強化責任者、堀之内聖スポーツダイレクター(SD、44)の肝いり人事。「昨シーズン表現できていた強固な守備を実現できる可能性が最も高いという評価に基づき、スコルジャ氏を後任監督として招聘いたしました」とコメントした。

22年にスコルジャ氏を招聘した際、交渉にあたったのが堀之内SD。昨季はアジア・チャンピオンズリーグで優勝、J1で4位ながら、西野努前テクニカルダイレクター(TD、53)が中心となってヘグモ監督への交代に踏み切った。ところが西野前TDはJ1横浜の引き抜きに遭い、シーズン中の6月末に異例の退社。これが今回の不可解人事につながっているとの見方もあり、現場には戸惑いもあるだろう。

浦和の過去の監督交代劇を見ても、強化部の中で意見の対立が起きるのは〝悪しき伝統〟といえる。スコルジャ氏の再登板がチーム再建につながればいいのだが…。 (久保武司)

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