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中日・高橋宏斗、規定投球回数クリアで前人未踏の2大偉業へ 初の2ケタ勝利「まだまだ通過点」 ネット裏に大リーグスカウトが熱視線

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月14日 13時35分

メジャースカウトの間でも評価はうなぎ登り=13日、神宮球場(夕刊フジ)

プロ4年目で初の10勝(1敗)を挙げた中日・高橋宏斗投手(22)が、シーズン終盤戦で2つの歴史的大記録へ挑む。

あと1イニング

13日のヤクルト戦(神宮)は制球に苦しみながらも6回2失点に抑え、チームのビジター連敗を「13」でストップ。「今日は野手の皆さんに助けられて達成できた勝利。相手より自分との戦いになっていた」と野手に感謝したが、1点リードの6回2死満塁では自ら全力疾走で内野安打をもぎ取り追加点を奪った。

ネット裏では米大リーグのジャイアンツ、タイガース、フィリーズなどのスカウト5人が熱視線を送った。メジャーでの評価も高まるなか、初の2ケタ勝利にも高橋は「まだまだ通過点。ここ2試合、状態が良くない投球が続いているので、しっかり修正しながら次の登板に臨まないと」と気を引き締めたが、しっかり修正できれば前人未踏の偉業が見えてくる。

村山実の防御率記録0・98更新&稲尾超えの被本塁打ゼロ

まだ規定投球回数に1イニング足りないものの、ここまで15試合に先発して防御率は驚異の0・68。1950年の2リーグ制以降では唯一の1点未満、70年の村山実(阪神)の0・98の更新が現実味を帯びてきた。さらに、今季は106イニングを投げて、まだ1本も本塁打を打たれていない。これまで規定投球回に達した投手では、56年の稲尾和久(西鉄)、2012年のウルフ(日本ハム)、昨年の山本由伸(オリックス)の2被弾が最少だ。

シーズン残り36試合で少なくとも6試合の登板が見込まれるが、順当なら次回は今季初登板となる横浜スタジアムでDeNA戦。この打者優利の球場さえクリアすれば、以降は本塁打が出にくい本拠地バンテリンドームや甲子園での登板が有力で、高橋の新記録樹立に大きな追い風となる。 (塚沢健太郎)

ヤクルト―中日19回戦(中日9勝8敗2分、18時、神宮、2万9499人)

中 日000103001-5

ヤクルト000002011-4

(勝) 高橋宏15試合10勝1敗

(S) マルティネス46試合1勝3敗31S

〔敗〕 ヤフーレ18試合5勝9敗

(本) 増田1号①(マルティネス)

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