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阪神、貧打続きでも…ツキがあれば大丈夫? 球団初、9回2アウトから2戦連続の逆転サヨナラ 突然の白星に岡田監督は苦笑

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月10日 11時46分

2試合連続でサヨナラ勝ちが転がり込み阪神ナインは大喜び=9日、甲子園(夕刊フジ)

貧打続きでもツキがあれば大丈夫…。阪神は9日の最下位・ヤクルト戦(甲子園)で2試合連続の超ラッキーな逆転サヨナラ勝利。1点を追う9回裏2死一、二塁で、坂本の打球は三塁へのゴロだったが、北村拓の失策で満塁。近本が右前へ2点V打を放ち3連勝を呼び込んだ。9回2死からの2試合連続サヨナラ勝ちは球団史上初。

今季11度目のゼロ封負けが頭によぎる中、突然の粘り腰で白星をもぎ取った岡田彰布監督(66)。「本当は9回裏なしに勝たんといけない。早いイニングに点を取って…。でも、今はそんな理想的な展開を求めるのは無理な状況。とにかく勝っていくという方が今は大事かもしれん」と苦笑するしかないご様子だったが、今やこのツキを大事な「戦力」として考えるしかない。

7日のDeNA戦(甲子園)も敗戦濃厚の9回2死満塁から代打原口が放った右前打で、右ゴロを狙った度会が悪送球し、走者2人が一気に生還するサヨナラ勝ち。貧打のオンパレードに苦しむ昨年日本一球団に、相手が次々にチョンボし、サヨナラで白星を献上してくれるのだから、感謝感激だろう。

過去の大山、佐藤輝に続いて、森下まで2軍落ちを課すなど、やりくりに必死の岡田監督は「今のチーム状態でこの位置におれるのは本当に不思議よ」と日々、首をかしげているが、都合よく他球団もずば抜けた連勝劇もなし。阪神のチーム打率がずっとリーグワースト…でも未曽有の〝大混セ〟の恩恵にあずかっている。

今年の球宴でセ・リーグを指揮する岡田監督はこの日の試合前、監督推薦で選出したヤクルトの吉村、大西から感謝のあいさつを受けた。最下位で話題にも乏しいヤクルトにとっては朗報。そんな〝善行〟が効いたか…は定かではない。 (岩﨑正範)

阪神―ヤクルト12回戦(阪神7勝5敗、18時、甲子園、4万2589人)

ヤクルト000100000-1阪 神000000002x-2

(勝) 石井22試合2勝1敗

〔敗〕 田口17試合1勝2敗7S

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