勝者のワザ 安田祐香、プロ5年目の初Vまで続けた「安田式基礎練習」 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子OP優勝
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月28日 15時0分
古江彩佳、西村優菜、吉田優莉とともにプラチナ世代と称され、プロ入り後は同世代選手で一番早く優勝するのではないかといわれていたのが安田だった。ところが、実際には、4選手の中で初優勝までに最も時間がかかってしまった。アマチュア時代からの仲間たちが次々と勝利を挙げる中で安田は立ち遅れていき、未勝利のままプロ5年目を迎えた。そして、シーズン後半になってようやく初優勝を果たした。
降雨で27ホールに短縮されたミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン。9ホールだけの最終日を首位でスタートし、逃げ切っての念願の初優勝であった。
アマチュア時代の輝きを失い、期待されながらも勝てなかった4年間。それでも安田はくじけることなく続けてきた基礎練習がある。今回は、そんな安田の練習を紹介しよう。
①両足をそろえての一軸スイングでのショット。
これは、スイング中の横ぶれを防ぎ、アドレス時の体勢を保ちながらスイングするための練習法だ。
②3時~9時のショートスイング。
トップは左腕が地面と水平になる3時の位置に。フィニッシュは右腕が地面と平行になる9時の位置に収まるようにスイングする。テンポが安定して力まなくなる。
③インパクト態勢を作ってからのスイング、ショット練習。
アドレス状態からヘッドを押し込んで、ハンドファーストの体勢を作ってからショットする。インパクトが正確になり、効率よくボールヒットできるようになる。また、インパクトでクラブヘッドのあった位置を見続けておくことで低く、長いフォロースルーが取れるようになり、イメージしたボールの打ち出し方向に打てるようになる。
④トップでいったん止めてからフィニッシュまで振り切る練習。
これは振り急ぎ、打ち急ぎを防ぎ、自分のリズム、テンポを作り、守りやすくする。
これらの安田式基礎練習法は、いつからでも始められる。そして、続けることであなたのゴルフは大きく、高くジャンプアップする。
■安田祐香(やすだ・ゆうか) 2000年12月24日生まれ、23歳。神戸市出身。8歳からゴルフを始める。兵庫・滝川第二高2年時の17年「日本女子アマ」優勝。17年7月のレギュラーツアー初出場からアマチュア最多タイの10試合連続予選通過。19年11月のプロテストで一発合格。昨季メルセデスランキング35位で初シード獲得。163センチ。
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