歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡 時代を象徴、中森明菜と安室奈美恵の対決…リハーサルはピリピリムード全開 第53回NHK紅白で「飾りじゃないのよ涙は」を歌唱
zakzak by夕刊フジ / 2024年6月18日 11時0分
もっとも、陽水の代表曲「少年時代」(共作)でも知られる作曲家で音楽プロデューサーの川原伸司氏は「陽水さんが、明菜さんを最初に〝歌姫〟と呼んだのかは定かな情報ではない」と首をかしげる一方、「明菜さんが最初にMCAビクター(現ユニバーサルミュージック)から『歌姫』というアルバムを出した(1994年3月)のですが、その時にジャケットに〝歌姫〟と書いたのが陽水さんでした。彼の書く文字は独特でね、非常にユニークだったんですよ。それを見た明菜さんが陽水さんにお願いしたのです。そんな話が業界内で一人歩きしていったのだと思います」。
話題は尽きないが「飾りじゃないのよ涙は」の選曲は明菜自らの要望だったとも。NHKの制作陣も工夫を凝らした。
「この年は『紅白』史上初めて紅白交互出演の順番を崩したんです。そのため、白組の平井堅とCHEMISTRYが対決した後、紅組は明菜と安室奈美恵となったのです。NHKでは『新旧実力派アイドルの対決』と演出上の狙いをアピールしていましたが、今振り返ると時代を象徴していましたね」(放送記者)
しかし、その「紅白」のリハーサルはピリピリムード全開だった。 (芸能ジャーナリスト・渡邉裕二)
■中森明菜(なかもり・あきな) 1965年7月13日生まれ、東京都出身。81年、日本テレビ系のオーディション番組「スター誕生!」で合格し、82年5月1日、シングル「スローモーション」でデビュー。「少女A」「禁区」「北ウイング」「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE―情熱―」などヒット曲多数。NHK紅白歌合戦には8回出場。85、86年には2年連続で日本レコード大賞を受賞している。
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