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「審判の判定がすべて」河村勇輝が痛恨ファウル…完全アウェー、フランスに歴史的勝利目前で大金星逃す チーム最多29得点の大活躍

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月31日 11時33分

【リール(フランス)30日=山戸英州】バスケットボール男子1次リーグB組で世界ランキング26位の日本が、同9位のフランスに延長の末、90―94で惜敗。歴史的な勝利目前に、司令塔の河村勇輝(23)=横浜BC=が痛恨のファウルで大金星を逃した。

昨季の新人王とリバウンド王に輝いたビクター・ウェンバンヤマ(20)=スパーズ、ルディ・ゴベア(32)=ティンバーウルブズ=ら、米プロNBA経験者8人を擁する開催国の登場に、会場は観衆2万6900人の超満員。日本に有利な判定が出るたびブーイングが飛ぶ完全アウェーの空気にも臆することなく、3点シュートを軸に前回東京五輪銀メダルの強豪相手に堂々と渡り合った。

最終第4クオーター、残り16秒で4点リード。日本の勝利が確実視される状況で、相手の3点シュートを止めに入った河村がファウルを取られ、シュートが決まったうえフリースローを決められてまさかの同点に。第4クオーター序盤にエースの八村塁(26)=レーカーズ=が2度の悪質なファウルで退場になったこともあり、疲労困憊の選手たちは5分間の延長戦で力尽きた。

河村は「審判の判定がすべて。試合をコントロールできず、微妙なプレーをした自分が悪い。責任を感じている」と猛省したが、自身が両チーム最多29得点の大活躍を見せたからこそ、五輪では52年ぶりの白星(不戦勝を除く)にあと一歩まで迫れたのもまた事実だ。

2連敗にも「目標が途絶えたわけじゃない」と河村。2日にブラジル(世界ランク12位)に勝ち、各組3位の3チームのうち上位2チームに入れば準々決勝に進める。得失点差の争いになるとみられるが、この悔し過ぎる惜敗が報われるか。

◆1次リーグB組勝敗表◆ 

順位 国名 勝敗 得失点 

1 ドイツ 2勝0敗 +33 

2 フランス 2勝0敗 +16 

3 日本 0勝2敗 -24 

4 ブラジル 0勝2敗 -25

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