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SPORTS BAR 渡辺彩香、松山英樹流パットで復活気配 前週の平均飛距離は261・667ヤード、神谷そらに次いで2位と〝飛ばし屋復活〟

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月21日 6時30分

渡辺彩香は前週2位でシード圏内に浮上した=18日、大箱根CC(夕刊フジ)

復活の予感?! 女子ゴルフの渡辺彩香(30)が前週「CATレディス」(神奈川)で通算10アンダー。優勝に3打及ばなかったが、最終日最終18番(パー5)ではピンまで250ヤードの2打目を1・5メートルに付けてイーグル。「自分のプレーにワクワクする気持ちが湧きました。こんな気持ちは久しぶり」。今季自身最高の2位になった。

昨季は32試合に出て19試合で予選落ちしてシードを失った。新たな道具を求めたが、ドライバーの選択に悩んだ。持ち味の〝飛ばし〟も消えた。「去年に比べ15ヤードくらい落ちていた。シャフトも変えた。ヘッドも…」。試行錯誤の末、2大会前から投入した新クラブが、「(ヘッドの)顔が良くて、スピン量もちょうどいい」とフィットした。前週の平均飛距離は261・667ヤードと神谷そらに次いで2位。〝飛ばし屋復活〟である。

スコアメークに欠かせないパッティングの練習法にも秘密があった。胸のみぞおちとパターのヘッドにスティックを挟んでストロークする。

「松山(英樹)プロもよくやっていた。いろいろ試す中でこれが一番いいかなって。シンプルにできている」と渡辺。理由は? 「どうしても手を使っちゃうので、体が浮いたりする。体が動く、頭が動く自分の悪いところを直したい」とストローク矯正に時間を割いた。2日目は3番から5連続バーディーを奪った。3―4メートルの距離を体が動くことなく沈めた。

今年はQT(予選会)55位という下位からの出場。ウエイティングで会場に行っても、出られないこともあった。その中で結果を残し、リランキング15位まで上昇させてきたが、前週の2位で年間ポイントを54位からシード圏内(50位以内)の43位にランクアップさせた。「シードを取れることはうれしいですけど、もう1回勝ちたいという思いが強い。そこは意識してやりたい」と欲が出てきた。

今週22日開幕の「ニトリレディス」(北海道)に出場する。年間ランキングトップ10選手をはじめ日本勢19選手が、米メジャー「AIG全英女子オープン」に出場するため不在である。となるとメンバーは〝薄い〟?! 2022年5月の「ほけんの窓口レディス」以来のツアー6勝目へ、彩香にチャンス! (産経新聞特別記者・清水満)

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