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48歳サラリーマン ゴルフ再開物語 名言集その(12)フルスイング練習は画餅でしかない コースでできるのは唯一ドライバーショットくらい

zakzak by夕刊フジ / 2024年11月12日 11時0分

コンパクトな低いフィニッシュを実演する坂本コーチ(夕刊フジ)

僕は10年ぶりにゴルフを再開したサラリーマン。坂本コーチのレッスンを受け始めてゴルフに対する考え方がガラリと変わった。

たとえば、以前の僕はラウンド中に「何で練習場で打てていたようなショットが出ないんだ」とボヤくばかりだった。しかし、その原因も坂本コーチの教えで氷解した。

「コースにフラットなライはありません。足場やライが練習場とは違い過ぎるのにフルスイングするのは無理がありますよね。ラウンドではショットの状況に応じてスイングやセットアップを調整する能力が求められるのです。2打目以降はフルフィニッシュが取れない。ですからコンパクトスイングが絶対条件となるのです」

ご指摘のとおりコンパクトスイングとは無縁だった。

「フルスイング練習は画に描いた餅でしかありません。コースでできるのは唯一ドライバーショットくらいで、他のクラブではフルスイングはしません。練習場と同じフルフィニッシュを取ろうとするからボヤきが出るのです(笑)」

坂本コーチが手作りの斜面打席を運んで来た。

「傾斜角度が強まるほど体のバランスを保つのが難しくなります。素振りをしてどれくらいのスイング幅ならバランスを保てるのか、フィニッシュ位置をどこにとどめたらよいのかをチェックする習慣を身に着けてください。残り150ヤードだから何番アイアンとは考えず、素振りで確認したスイングで届くクラブを選択しましょう」

まずは左足上がりのライ。フックボールが出やすい。「なぜ、左に曲がるのかを考えたら、セットアップが自ずと決まってくるのです」と坂本コーチはニタリとしたのだった。(つづく)

■レッスン担当プロ=坂本博之 1970年東京都出身。二輪国際A級プロレーサーとして活躍後、ゴルフに転向して2017年にPGAティーチングプロA級取得。独自器具での練習方法で、第12回PGAティーチングアワード最優秀賞。レーサー経験を生かしたユニークなレッスンが注目を集めている。スウィングデザイン#19所属

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