1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡 「あんまり幸せじゃないほうが…」中森明菜、かつて結婚について言葉を選んで語った「美学」 〝躍動〟の2003年、思わぬオファーも

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月27日 11時0分

「現在は行政機関の一つである中華民国文化部が主催していますが、台湾のグラミー賞といわれるなど、最も栄誉のある賞の一つです。当時、アジア圏を中心に新型肺炎『SARS(サーズ)』が猛威を振るっていましたが、台湾はその感染地域から除外されたことから、台湾としても何とか賞を盛り上げたいと思ったのでしょう。そこで白羽の矢が立ったのが明菜だったのです。明菜はアジア圏で最も注目されていましたし、公演開催のオファーも何度もあったようですから。いずれにしても、SARSの感染地域除外後、初めて台湾を訪れた日本歌手として注目されましたが、実は明菜にとってもデビュー以来、初の台湾訪問でした」(前出の芸能記者)

一方、台湾の芸能事情に詳しい芸能記者は「アジア圏でも台湾での明菜人気は突出していました。明菜のボーカルに魅了されたファンが多く、中でもバラード作品への評価は高く、アルバム『I hope so』も好評でした。それだけに、タイミング的にも『金曲奨』への出演は、台湾での明菜ファン拡大に拍車をかけるイベントになったはずです」

ちなみに「金曲奨」は8月2日に開催されたが、明菜は「ポップス最優秀演奏賞」と「最優秀クラシック・アルバム賞」のプレゼンターを務めた。 (芸能ジャーナリスト・渡邉裕二)

■中森明菜(なかもり・あきな) 1965年7月13日生まれ、東京都出身。81年、日本テレビ系のオーディション番組「スター誕生!」で合格し、82年5月1日、シングル「スローモーション」でデビュー。「少女A」「禁区」「北ウイング」「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE―情熱―」などヒット曲多数。NHK紅白歌合戦には8回出場。85、86年には2年連続で日本レコード大賞を受賞している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください