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石破政権「机上の空論」国家安全保障最前線 国内外の政治家は石破首相を見切った 世界に公表「アジア版NATO」の非現実さ 求められる集団的自衛権行使も「憲法改正」の記述なし

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月17日 11時0分

しかし、石破首相のハドソン寄稿文には憲法改正の記述がない。これは大きな問題だ。「アジア版NATO」創設は机上の空論であり、憲法改正は実現すべき現実論なのだ。

石破首相が所信表明演説(4日)などで「アジア版NATO」に言及しなくなったのは喜ばしいことである。ただ、寄稿文を世界に公表したために、国内外の政治家や研究者は石破首相を見切ってしまったことを認識すべきだ。

わたなべ・よしかず 元陸上自衛隊東部方面総監、元富士通システム統合研究所安全保障研究所長、元ハーバード大学アジアセンター・シニアフェロー。1955年、愛媛県生まれ。78年東京大学卒業後、陸上自衛隊に入隊。その後、外務省安全保障課出向、ドイツ連邦軍指揮幕僚大学留学、第28普通科連隊長(函館)、防衛研究所副所長、陸上幕僚監部装備部長、第2師団長、陸上幕僚副長を経て2011年に東部方面総監。13年退職。著書・共著に『日本はすでに戦時下にある』(ワニブックス)、『宇宙安全保障』(育鵬社)、『台湾有事と日本の安全保障』(ワニブックスPLUS新書)など多数。

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