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「富士桜だから勝ちたい」金谷拓実、強気発言の理由 〝2位、3位ではダメ!〟賞金王の座「昨年は意識しすぎた」 フジサンケイクラシック開幕

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月29日 13時33分

プロアマ戦で佐藤浩市(左)とラウンドした金谷(夕刊フジ)

フジサンケイクラシック開幕

霊峰富士の麓を舞台とした男子ゴルフの「第52回フジサンケイクラシック」(産経新聞、フジテレビなど主催、夕刊フジ後援)が29日、山梨・富士桜カントリー倶楽部で開幕した。2009、10年の石川遼(32)以来の連覇が懸かる、前年覇者の金谷拓実(26)は「連覇というより、この富士桜だから勝ちたい」と意気込む。その理由は? (清水満)

Vパター好感触

27日のプロアマ大会では俳優の佐藤浩市とラウンド。ちょっと前、映画『記憶にございません』を観たばかりという金谷は「かっこいいし、ゴルフもうまい」と〝癒やしの時間〟を過ごしたが、本戦へ向けコースチェックは抜かりなかった。

今季は国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」で優勝したが、その後パッティングに苦しんだ。過去2戦は新しいパターを導入も、今大会から再び学生時代から使っている〝エースパター〟に戻した。「スピード、タッチが合わず、ミスが多かった。そのへんを調整してます」と笑った。

前年優勝のパターの感触が手にフィットした。「連覇というより、この富士桜だから勝ちたいんです」と物静かな男が強気の言葉。そこにはこのモンスターコースに勝って、今季の最大目標、賞金王の座によって手に入る欧州ツアー出場権獲得への強い思いがあった。

昨年は賞金王を最終戦まで争ったが、その座を中島啓太(24)に奪われた。中島は今季、ほぼ欧州でフル参戦し優勝(3月「ヒーローインディアンオープン」)。今や米ツアー参戦も視野に入れる。賞金ランク3位の金谷にも欧州資格はあったが、下位カテゴリーのため出場はわずか1試合(6月「KLMオープン」)だった。

〝2位、3位ではダメなんです!〟という思いの賞金王の座。「昨年はあまりにもソコ(賞金王)を意識しすぎた」と反省。原点に戻って再び古き良き〝エースパター〟の導入で、「目の前の一戦一戦を大事にして、自分らしいプレーを続けたい」が、今の金谷の心境である。

賞金ランキングは現在、桂川有人が約6700万円でトップ。金谷は約5100万円で4位だが、トップとの差は約1600万円。今大会は優勝賞金が2200万円で、状況次第では一気にトップに立てる。富士桜V宣言は賞金王奪取&海外へのプロローグなのである。

【フジサンケイクラシックチケット情報(二次元コードチケット、公式サイトより)】

▽前売り1日券

30日=2500円(税込)、31日、9月1日=3500円(税込)

来場当日の午前11時59分まで販売予定。

▽当日券は、会場の混雑状況により、当日の午前11時59分まで販売。現金での販売はありません。

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