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パリ五輪開会式のパフォーマンスが物議、組織委が謝罪 「最後の晩餐」のパロディーにキリスト教団体などから批判の声

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月29日 11時54分

パリ五輪開会式で、派手な女装の「ドラァグクイーン」らがレオナルド・ダビンチの名画「最後の晩餐(ばんさん)」のパロディーを演じたとしてキリスト教団体などから非難の声が上がった。組織委員会は28日、「不快に取られたとすれば本当に申し訳ない」と謝罪した。

問題の場面はキリストが処刑される前夜の弟子たちとの夕食風景を描いた場面のパロディーとみられ、ドラァグクイーンのグループやトランスジェンダーのモデルのほか、ギリシャ神話の神ディオニュソスにふんした裸の歌手も登場した。

フランス司教協議会は「キリスト教徒を嘲笑する場面が含まれ、遺憾だ」との声明を出すなど、カトリック教徒やキリスト教系団体の怒りを引き起こした。

マクロン大統領は「開会式はフランス人にとって非常に誇りだ」と擁護したが、米実業家のイーロン・マスク氏は「キリスト教徒に極めて失礼だ」と非難した。

組織委のデカン広報部長は28日の記者会見で「いかなる宗教団体に対しても敬意を欠く意図はなかった。コミュニティーの寛容さをたたえることを試み、目標は達成された」としつつ、謝罪した。

開会式の芸術監督を務めたトマ・ジョリ氏は地元テレビで「最後の晩餐から着想を得たのではなく(ギリシャ神話の)オリンポス山の神々に関連する異教徒の祝祭がアイデアにあった」と説明。「(キリスト教徒を)嘲笑する意図はなかった」と強調した。

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