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南野陽子 私が歩いてきた道 「ほとんどノーメークで…」南野陽子、トップアイドルへの軌跡 主演ドラマ「スケバン刑事」主題歌でベストテン入り

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月25日 11時0分

「純だね、陽子。」のキャッチフレーズで歌手デビューして39年。現在も第一線で活躍する南野陽子。26日には「ザ・ベストテン」(TBS系)の出演映像を収録したブルーレイBOXが発売される。12曲がランクインし、番組後期の顔となったナンノがトップアイドルへと駆け上がった軌跡を本人の証言を交えて振り返る。(文中敬称略)

「『ザ・ベストテン』はそのとき最も注目されている方だけが出演できる特別な番組。私も子供の頃から毎週楽しみにしていました。ですから初めて出演させていただいたときは夢のようで。今回、映像BOXのお話をいただいたときもうれしくて『やったー!』という気持ちでした」

1978年に始まった「ザ・ベストテン」。85年にデビューした南野は番組終了の89年まで58回もベストテン入り。毎回違う華やかな衣装とキュートなパフォーマンスで視聴者を魅了した。

「スカウトがきっかけで上京するまで芸能界に興味がなく、人前で歌ったこともなかったですから、まさか自分が『ベストテン』に出られるとは思ってもいませんでしたね」

所属したレコード会社(当時CBS・ソニー)では自社オーディション出身の新人がひしめいており、デビューしたときはイチ押しの存在ではなかったが、85年11月から始まった主演ドラマ「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」(フジテレビ系)のヒットで風向きが変わる。同作の挿入歌だったセカンドシングル「さよならのめまい」がオリコン15位まで上昇。「ザ・ベストテン」でも注目曲を紹介する〝今週のスポットライト〟への出演が決まる。86年2月6日のことだった。

「それまでブラウン管越しに観ていたミラーゲートやソファの実物を目にして心臓が飛び出るくらい緊張しました。このときはスタッフさんから『そのままでいいんじゃない?』と言われて、ほとんどノーメークで出たんです(笑)」

そしてその2カ月後、『スケバン』の主題歌となった「悲しみモニュメント」で初のベストテン入りを果たす。

「事務所やレコード会社の方以外にも『スケバン』のスタッフさんとか、当時お世話になっていた方たちがTBSに集まってお祝いしてくださいました。私自身はまだまだ慣れていなくて、本番では心ここにあらずといった感じでしたね」 (濱口英樹)

■南野陽子(みなみの・ようこ) 歌手、女優。1967年6月23日生まれ。兵庫県出身。85年「恥ずかしすぎて」でデビュー。主演ドラマ「スケバン刑事Ⅱ」で注目され、歌手、女優として多方面で活躍。「楽園のDoor」以降、通算9作のシングルがチャート1位を獲得した。「ザ・ベストテン」(TBS系)への出演シーンを網羅したブルーレイ3枚組BOX「南野陽子ザ・ベストテンコレクション」=写真=が26日発売。本人が語る全出演回のエピソードを掲載したインタビューブックが付属する。

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