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パ6球団、監督続投決定〝まだ1人〟の異常事態 CS戦う新庄監督は本人次第、吉井監督「退任」の情報 就任1年目の今江監督は「白紙」

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月8日 13時5分

今季開幕前に監督会議に出席した(左から)オリックス・中嶋、ロッテ・吉井、ソフトバンク・小久保、楽天・今江、西武・松井、日本ハム・新庄のパ6球団監督。続投は小久保監督のみの可能性も…=1月、東京都内(夕刊フジ)

パ・リーグはレギュラーシーズンが残り2試合で全日程終了の段階に至ってなお、6球団のうち来季続投が決まったのは優勝したソフトバンクの小久保裕紀監督(53)のみという異常事態にある。

リーグ4連覇を逃し5位に終わったオリックス・中嶋聡監督(55)が、7日の今季最終戦後に突然の辞任発表。マンネリを理由に球団側の再三の慰留を振り切ったといい、「彼らしい潔い去り方」と受け止める球団関係者は、今季途中から1軍担当になったばかりの岸田護投手コーチ(43)が後任候補に挙がったことについて、「中嶋監督に頼り切った体質を変えて自立を促す目的もある」とみる。

最下位の西武は松井稼頭央監督(48)が前半戦で途中休養し、渡辺久信GM(59)が監督代行を兼任するショック療法でも上向かず、そろって退団。後任として、西口文也2軍監督(52)の内部昇格が近日中に発表の見込みだ。

交流戦で優勝も、クライマックスシリーズ出場権争いから終盤に脱落した4位楽天は、就任1年目の今江敏晃監督(41)の続投が既定路線とされていたが、ここにきて一転の「白紙」に。昨オフも球団内では一時、石井前監督の後任は渡辺直人氏(現ヘッドコーチ)で確定と目されながら、ひっくり返った経緯があるだけに、球団関係者は今回も「全く読めない」と口をそろえる。

さらに異様なのが、これからCSを戦うAクラスの球団さえ、来季の監督構想が不透明である点だ。日本ハムを2年連続最下位から2位に躍進させた新庄剛志監督(52)の去就は、「この成績で球団が続投を望むのは当然で、監督に委ねられている状況」と球団関係者。選手は「中嶋監督のように試合後に突然、退任と言い出さないか心配…」と戦々恐々だ。

就任1年目の昨季は2位、今季も3位のロッテ・吉井理人監督(59)も、今月に入って複数メディアで続投が報じられたはずが、「今季限りで退任。後任は福浦和也ヘッド兼打撃コーチが昇格」との情報が球界内を駆け巡っている。その根拠は「もともと(監督の任期は)投手コーチ時代から手塩にかけて育てた佐々木朗希が、メジャーに行くまでという話で、今オフの移籍が濃厚になったようだ」(球界関係者)というもの。

果たして6球団のうち5球団が監督交代という大シャッフルまで発展するのか。 (山戸英州)

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