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最年少の「永世称号」藤井聡太棋聖 ヒューリック杯棋聖戦で5連覇 叡王を奪われた「8冠陥落」の11日後に偉業

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月2日 11時38分

将棋の藤井聡太棋聖(21)=竜王・名人・王位・王座・棋王・王将=が、新たな歴史を打ち立てた。1日に名古屋市中区の万松寺で指されたヒューリック杯第95期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催、ヒューリック特別協賛)の第3局で、山崎隆之八段(43)に100手で勝って5連覇を達成し、通算5期で自身初の永世称号となる「永世棋聖」の資格を獲得した。21歳11カ月での永世称号の資格獲得は、53年ぶりの最年少記録更新となる。

「棋聖は初めて取ったタイトルなので、思い入れが多い。永世棋聖を最初のチャンスでつかめてうれしいと同時に、今後の活躍も問われるのかなと思う」

藤井棋聖は終局後、喜びをこう語った。

これまでの最年少記録は、中原誠十六世名人(76)が1971年8月、第18期棋聖戦五番勝負で達成した23歳11カ月。棋聖戦は当時、一年に2回開催されており、藤井棋聖の永世棋聖獲得は驚異的なスピードといえる。

藤井棋聖は昨年10月に「全8冠制覇」を達成したが、6月20日の第9期叡王戦五番勝負第5局では叡王を奪われて7冠に後退した。初のタイトル失冠の影響が心配されたが、しっかりと勝ち切った。

今回の防衛で、獲得タイトルを通算23期(歴代6位)に伸ばした藤井棋聖。6日には第65期王位戦七番勝負の第1局が始まり、防衛すれば「永世2冠」を達成する。今後について「(永世棋聖の称号に)見合うよう頑張りたい」と気を引き締めた。

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