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街でもバズる石丸伸二氏 都知事選ルポ「国政政党と無縁だからこそ…東京、日本の政治を変える」ボランティア希望は4000人に

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月22日 15時0分

雨の中、演説の後、有権者と握手する石丸氏=21日、JR吉祥寺駅北口(夕刊フジ)

東京都知事選(7月7日投開票)で注目されているのが、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)だ。ユーチューブやSNSでの発信で人気が高いが、実際の街頭演説を有権者はどう見たのか。雨の中、ほぼ傘もささずに続けた選挙戦を追った。 (報道部・丸山汎)

「ヤバっ」「スゲー、本物だ」

21日午後1時半過ぎのJR中野駅北口。「ヤバっ」「スゲー、本物だ」。選挙カーの上に石丸氏が現れると、2人組の学生がスマートフォンで撮影を始めた。雨の中、70~80人の聴衆が集まっていた。

石丸氏は「いまの自分にとって一番の強みは何か。それは、『経済を知り、行政を知るという力』だと思います。今回、この都知事選で、経済と行政を知る初の都知事を目指します。どうぞご期待ください!」「この東京を経済都市にし、日本を牽引(けんいん)して経済強国にすることを目指す。成長戦略で一番大事なのは教育への投資です」と訴えた。

演説は10分程度で、「私自身、国政政党とは無縁の立場。だからこそ、ここで東京の政治を変えれば確実に日本の政治が変わる。東京の未来を、日本の未来を皆さんが握っている。次の世代のために私たちがこのチャンスをものにしましょう!」と呼び掛けると大きな拍手が上がった。

この日は午前8時に港区のJR田町駅前からスタートし、午後7時過ぎのJR八王子駅前まで都内を横断する形で約10カ所を回った。200~300人の聴衆が詰めかけた駅前もあった。

ボランティア希望登録者数4000人

石丸陣営によると、選挙戦のボランティアを希望する登録者数は21日午後の時点で4000人近くまで増えたという。石丸氏の発案で、今後は著名人との対談番組をネット配信する予定という。

都知事選で落選しても、次期衆院選で国政を狙うとの観測もあるが、陣営関係者は「それが本人には全くそのつもりがない。最初から本気でこの都知事選に勝つつもりでいる」と話した。

中野駅前で聞き入っていた都内の女性会社員(27)は「安芸高田で市政を変えてきた行動力に期待したい。『外国人ではなく日本人がきちんと優遇される東京』にしてほしい。1歳でも若い都知事が誕生した方がいい」。

中野駅前、吉祥寺駅前と演説をはしごしたという足立区在住の無職男性(76)は、「石丸さんは右も左も関係なく頼もしい。理路整然としているし、党利党略も関係なくて信頼できると思った。最初に都知事選で当選したときの小池(百合子)さんの印象に少し似ている」と話していた。

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