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バズる関西トレンド 懐かしい玩具とゲームで大人も遊べる「ニンテンドーミュージアム」京都・宇治にオープン おすすめは「ウルトラマシンSP」

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月18日 15時30分

巨大化した歴代ゲーム機のコーナーもあるニンテンドーミュージアム(夕刊フジ)

「スーパーマリオブラザーズ」や「ポケットモンスター」など誰もが知るゲームソフトを生み出し、海外売上高比率が8割近い世界的ゲーム企業、任天堂(京都市南区)。製品の歴史と体験を通じて同社のものづくりの考え方を広め、新たな顧客との接点をめざした施設「ニンテンドーミュージアム」が10月2日、京都府宇治市にオープンした。

近鉄京都線小倉駅から徒歩5分。もとは宇治小倉工場があった場所で、数年前まで主にトランプや花札の製造、ゲーム機の修理業務などが行われていた。

体験型資料館として生まれ変わった建物は3つの展示棟で構成。まずは第1展示棟2階フロアへ。1983年のファミリーコンピュータ登場以降、国内で発売された任天堂のゲームソフトとゲーム機を中心にゲーム&ウォッチや昔の玩具が陳列されている。ほとんどの展示には解説がなく、ゲーム音痴の筆者には見分けがつかなかったが、ゲーム好きにとっては子供時分の思い出とともに楽しめる空間だ。89年の創業初期から製造している花札やトランプ、玩具などビデオゲーム以前のゲームも展示。ツイスターゲームやウルトラハンドなど筆者にとって懐かしい玩具もあり、子供の頃の記憶が蘇ってきた。

1階では、過去に販売された玩具と最新技術を掛け合わせた8種類の体験展示を楽しめる。「しぐれでんSP」はかつて嵐山にあった「小倉百人一首」をテーマにした施設「時雨殿」のアトラクションを元にした体験展示。短歌の札が床いっぱいに投影されたなかに立ち、次々と読み上げられる短歌の下の句を探すゲーム。専用のスマホのカメラをかざすとポイントをゲットできる。百人一首を知らなくても記憶力と動体視力に自信があれば、高いポイントを獲得できそう。

ファミコン、Wiiなど歴代ゲーム機のコントローラーが巨大化したコーナーでは2人1組で協力して操作しながら当時のゲームを体験できる。大きなコントローラーを抱え上げて身体全体を動かすので適度な運動に。「ザッパー&スコープSP」は70年代に展開していた、クレー射撃を光線銃で遊べる施設「レーザークレー」を現代風にアレンジしたもの。光線銃「ザッパー」や「スーパースコープ」を使い、スーパーマリオの世界で射的を楽しめる。

おすすめは「ウルトラマシンSP」。68年に発売された家庭で遊べるピッチングマシン「ウルトラマシン」を当時の一般家庭の部屋を再現した空間で体験できる。飛んでくる球をバットで打ち、特定の家具にヒットすればライトがつくなどの仕掛けも。慣れてくるとヒット率が上がるので何度でも挑戦したくなりそう。

ほかにも、花札を製作できるワークショップや実際に遊べるプレイルームも。予約チケットは抽選制なので日時が決まったら早めに申し込んでおきたい。 (フリーライター・橋長初代)

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