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日本選手団が帰国 団体球技〝力負け〟で「お家芸」の停滞…メダルラッシュも競技別に明暗くっきり ロス五輪への課題は

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月14日 11時27分

お家芸の水泳も結果を出せなかった。メダルは男子400メートル個人メドレーで松下知之(19)=東洋大=の銀のわずか1個。2000年以降では最少で個人種目の入賞も9人にとどまった。世代交代にも一気に拍車がかかりそうだ。

日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(67)は昨年10月の頸椎(けいつい)損傷で療養が続いている。2019年就任の3期目で、任期は来年6月までとなっている。

日本勢の全体レベルの底上げが確実に進んでいることを証明したが、従来お家芸とされた種目の停滞を感じさせる大会でもあった。4年後のロサンゼルス大会へ向けて、ニッポンの挑戦は続く。

「当たり前じゃないっていうことを感じたい」

羽田空港には同日、卓球女子シングルスで銅、団体で銀メダルに輝いた早田ひな(24)=日本生命=らの卓球チームが到着。400人が出迎えた。

早田は大会中に左腕を痛めながらの奮闘。五輪を終えて「鹿児島の特攻資料館に行きたい。生きていること、そして自分が卓球がこうやって当たり前にできていることというのが、当たり前じゃないっていうことを感じたいんです」と話した。

男子で無冠に終わった張本智和(21)=智和企画=は「リベンジする最短の方法は練習しかない」と19日から練習を再開することを宣言。女子団体銀メダルに貢献した妹・美和(16)は、ロサンゼルス大会にむけて「お兄ちゃんと組みたい」と兄妹ダブルスによるメダル奪取を宣言していた。

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