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ソロデビュー40年 荻野目洋子の輝く理由 作詞作曲などミュージシャンとしても才能発揮 荻野目洋子「何を表現したいのかを自分自身と向き合い」全曲手がけたアルバムを制作

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月9日 11時0分

7月27日、荻野目洋子はハワイのオアフ島で開催されたウクレレフェスティバルのステージに立った。2021年から参加するウクレレバンド「1933ウクレレオールスターズ」の一員としてである。同バンドはサザンオールスターズの関口和之が、1933年生まれのザ・ドリフターズの高木ブーとともに結成。荻野目のほかに野村義男らウクレレを愛するミュージシャン7人で活動している。

「ウクレレは18年ほど前から子育ての合間に奏でるようになりました。コロナ禍が始まった2020年、BSで放送されたウクレレの番組にリモート出演したのですが、それがきっかけで関口さんから声をかけていただいてバンドにも参加させてもらっています」

ハワイ公演では荻野目もカバーする米コーラスグループ、ドリフターズの名曲「アンダー・ザ・ボードウオーク」も演奏。原曲のイントロで使用されている打楽器のギロも自ら担当した。

「ソロ活動とは違うビート感を意識しつつ、皆さんと音を創り上げていく。バンドならではの喜びがあって最高に楽しいです」

自身のライブではギターの弾き語りも披露するなど、近年はミュージシャンとしての顔も併せ持つ。

「ギターは20代の頃に周囲に勧められて習い始めたのですが、きれいに弾かなければという思いが強かったせいか、挫折して(苦笑)。でもウクレレを弾き始めたとき、夫から『ウクレレもいいけど、ライブではやっぱりギターじゃない?』と言われたことがきっかけで再開し、今ではステージでお見せできるくらいにはなりました」

その一方で23年には全曲の作詞作曲を手がけたアルバム「Bug in a Dress」をアナログ盤限定でリリース。シンガー・ソングライターとしても非凡な才能を発揮している。

「楽曲はコロナ禍で活動ができなくなったとき、何を表現したいのかを自分自身と向き合いながら作りました。振り返ると、デビュー当時は歌がうまくなりたい一心でしたが、今は音楽で伝えたいことがいっぱいあって、それをどう表現したら皆さんが喜んでくださるかを考えるようになりました。近年の活動でミュージシャンの方たちとの交流が広がりましたので、次のアルバムではコラボができたらいいなぁと考えています」 (濱口英樹)

■荻野目洋子(おぎのめ・ようこ) 1968年12月10日生まれ。84年「未来航海」でデビュー。85年、「ダンシング・ヒーロー」でブレーク。2001年に結婚し3児の母に。全曲自作のアルバム「Bug in a Dress」をライブ会場、もしくは通販のみ限定発売中。現在全国ツアー中で、8月31日は長野市芸術館メインホールで開催する。

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