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ぴいぷる 岡山天音、役によって雰囲気がガラリと変わる〝カメレオン俳優〟 モットーは「広い視野を持ち…ユーモアを持って過ごす」

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月11日 6時30分

「芝居というものの不思議さ、つまり誰かの言葉を自分の言葉のように発することに、日常では味わえない衝撃を食らいました」

高校には進学せず、俳優の道へ。かなり勇気がいったことだろうと思いきや「こういう不思議で一般的ではない道のほうが、自分が生き残る活路になる気がした」と話した。「自分にとっては、学校やその先にある〝大人みたいなもの〟になることのほうが、ハードルが高かったので、せざるを得なかった」と。

無理に進学していたら彼自身がつぶれていた恐れもあるだろう。その代わり、長所を生かし、今の活躍がある。〝自分を生かせる環境〟を見つけることが大切なのだ。

自分を一個人として尊重してくれた母は、良き理解者だという。

「母は面白い人。借り物の何かではなく、自分の価値観がある人です」

彼の「常識にとらわれないものの見方」は母の影響なのだろう。

「常識は、法律みたいなルールではないから、自分の目で見て、吟味することが大事ですよね」

モットーは「できる限り広い視野を持ち、ユーモアを持って過ごすこと」だ。

「普通に生きていても、つらくなるきっかけはいくらでもあるので、主体性とユーモアを持って、いろんなトラップに対応していきたいです」

世の中に流されずに、俯瞰し、自分に正直でありながら、大人になった彼は、人として面白い!

■岡山天音(おかやま・あまね) 俳優。1994年6月17日生まれ、30歳。東京都出身。2009年、主演ドラマ「中学生日記 シリーズ・転校生(1)~少年は天の音を聴く~」で俳優デビュー。17年公開の「ポエトリーエンジェル」(飯塚俊光監督)で高崎映画祭の最優秀新進男優賞を、18年公開「愛の病」(吉田浩太監督)でASIAN FILM FESTIVAL最優秀男優賞を受賞した。出演映画「Cloud クラウド」(黒沢清監督)が9月27日、「十一人の賊軍」(白石和彌監督)が11月1日にそれぞれ公開予定。

ペン・加藤弓子 カメラ・寺河内美奈 レイアウト・河本亮

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