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歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡 中森明菜「紅白はコミュニケーションの場でもあってほしかった」 2002年の紅白出演で感じた「寂しさ」

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月30日 11時0分

明菜はビキニにシルバーのロングジャケット、パンツ姿で登場し圧巻のステージを繰り広げた。当時、現場で取材していた記者も明菜の存在感と健在ぶりを再認識した感じだったが…。

「とにかくスタッフや出演者の人数も多かったですからね。しかも皆さん時間に追われてバタバタしていた部分もあったように思います。ですから、仕方のないことなのかもしれませんが、みんな自分のことだけで精いっぱい、他の人のことを見ている余裕などなかったかもしれません。でも私の気持ちとしては『紅白』というのは、やっぱり『いい1年だったね』とか『衣装がすてきだったね』とか、お互いのことを励ましたり、褒めあったりするようなコミュニケーションの場でもあってほしかった…。ちょっと寂しかったかな」

「紅白」は89年から2部構成となったが、そこに時代の流れを痛感したようだった。明菜にとっても一つの区切りのついた瞬間だったのかもしれない。それから12年後の2014年、再び出場した明菜は米ニューヨークからの出演だった。 (芸能ジャーナリスト・渡邉裕二)

■中森明菜(なかもり・あきな) 1965年7月13日生まれ、東京都出身。81年、日本テレビ系のオーディション番組「スター誕生!」で合格し、82年5月1日、シングル「スローモーション」でデビュー。「少女A」「禁区」「北ウイング」「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE―情熱―」などヒット曲多数。NHK紅白歌合戦には8回出場。85、86年には2年連続で日本レコード大賞を受賞している。

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