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〝弱さも貧打も歴史的〟な西武、中日退団のビシエドに興味なし アギラーは再来日させ状態確認、来季契約するか判断する方針

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月10日 11時52分

渡辺久信監督代行(夕刊フジ)

パ・リーグ最下位西武は9日の今季最終戦で楽天と延長12回引き分け。前身西鉄などを含め1950年の球団創設以来ワーストの91敗に加え、チーム打率・212はリーグ史上最低記録を更新した。これまでの記録は1957年大映の・213。

弱さも貧打も歴史的だ。チーム本塁打60本も球団史上ワーストで、個人最多は中村と佐藤龍生のわずか「7」と、誰も2ケタに届かなかった。1試合平均2・44得点はDH制のないセ・リーグを含めても全球団最少。休養した松井監督に代わって5月末から指揮を執り、今季限りで退団する渡辺久信GM兼監督代行(59)は打線再建について、「外国人がうまく機能すれば面白いよ。今の主軸がその脇を打てるわけだから。だいぶ得点力が違ってくる。龍生は4番じゃないもん、どう見ても。6、7番打ってこそ相手は嫌だよ」と話す。

今季途中にも、中日で1軍構想から外れたダヤン・ビシエド内野手(35)の緊急補強を求める声が、球界OBやファンから上がった。しかし、編成担当は「ビシエドに求められているのは長打。みなさん『大砲のいない西武は合うんじゃないか』と言うけど、今は2軍でも速い球に振り遅れて対応できていない。変化球を捉えるのが上手いタイプではなく、真っすぐに強いタイプだったので厳しい」とシビアに調査報告。渡辺GMも「難しいんじゃない? シーズン中はすごい額だったから獲ることはなかった。フリーになれば関係ないけど、実際に見ている人の評価はそうだろうね」と消極的で、中日を退団になった今オフも食指は動かさない。

救世主の期待がかかるのは、米大リーグ通算114本塁打で4番候補として今季加入も、右足かかと手術のため8月に帰国したヘスス・アギラー内野手(34)だ。30試合出場で打率・204、2本塁打に終わったが、渡辺監督代行は「来年契約するかはわからないけど、どんな状況か。キャンプに来たときから最後まであまりバットを振らなかった。本来はもっとガボーンといくバッター。(右足が)痛かったんじゃないか」と不振を分析。再来日させて状態を確認し、来季も契約するか判断する方針だ。

(塚沢健太郎)

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