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ニュースの核心 ハリス氏のアキレス腱 米大統領選、トランプ陣営と接戦も〝急進的左派〟副大統領候補のウォルズ氏と「過去最高の危険な組み合わせ」

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月17日 10時0分

既存の医療保険に加入資格がない低所得者も加入できる、州独自の「ミネソタケア」保険制度も創設した。低所得世帯の子供に補助金支給や大学の学費免除、中絶権の保証、無料の学校給食、LGBTQ(性的少数者)に対する保護制度創設など、一連の「左派政策」を全面的に展開した。こうした政策が全米でウケるかどうか。

ウォルズ夫妻は中国の学校で教鞭(きょうべん)をとった経験があり「親中派」とも目されている。

「過去最高の危険な組み合わせ」

共和党のテキサス州知事、グレッグ・アボット氏はX(旧ツイッター)に「ハリス・ウォルズ組は過去最高の危険な組み合わせだ。彼らは不法移民を引き寄せる磁石になる」と投稿した。

突出した左派ぶりが「吉と出るか」「凶と出るか」。行方は混沌(こんとん)としている。

■長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ) ジャーナリスト。1953年、千葉県生まれ。慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学院(SAIS)修了。政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自情報に基づく解説に定評がある。政府の規制改革会議委員などの公職も務めた。著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア―本当の権力者は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。ユーチューブで「長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル」配信中。

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