宮迫博之、テレ玉深夜の地上波復帰でうごめく深謀遠慮 まずはハードル低い地方局から…キー局復帰への試金石に

5年ぶりに地上波テレビへの復帰が決まった、元雨上がり決死隊のタレントでユーチューバー、宮迫博之（54）。まずは地方局からのスタートだが、果たしてキー局、準キー局への出演はかなうのか。そこにはさまざまな深謀遠慮がうごめている。

宮迫が出演するのは、テレビ埼玉で7日深夜にスタートする「Beauty　Man～宮迫博之イケおじ宣言～」。

「宮迫さんの地上波復帰は9月ごろからささやかれていましたが、本人は5月の騒動もあり、今回は沈黙していましたね」と放送関係者。

5月の件というのは、宮迫が自身のユーチューブ番組で千葉テレビへの出演が決まったと喜び勇んで報告したが、結果的に〝お蔵入り〟してしまった騒動だ。

「先に出演情報が出ると、視聴者やスポンサーからクレームが上がり、編成スケジュールが変更される可能性が高いですからね。放送が確実になるまでは、自分から騒がないのが得策です」と先の放送関係者。

宮迫の地上波復帰は地方局からとなったわけだが、「地方局は、もちろん地元スポンサーとの関係性はあるとはいえ、キー局、準キー局よりも比較的ハードルは低いといわれています。そして、何と言っても地方局は義理堅い。芸人はどんなに売れっ子になっても地方局を大事にしていくべきです」と在阪テレビ局関係者と指摘する。

「どうしてもキー局と比べると、地方局は予算的にも演出的にも見劣りしてしまう。だから人気タレントが出演してくれることは地方局にはありがたいこと。それだけにいざというときに支えてくれるのです。逆にいえば、千葉テレビはアンジャッシュの番組を長年やってきただけに、渡部建さんの復帰には力を貸しています。宮迫さんもそうした関係性があれば〝お蔵入り〟はなかったかもしれません」とも。

この放送は、宮迫にとってキー局復帰への試金石になるとみられる。

視聴者やスポンサーの反応に注目

「どれだけ視聴者やスポンサーからの拒否反応が上がるのかが、注目されることになるでしょう。最近では『アメトーーク！』（テレビ朝日系）でも、過去映像で宮迫さんの出ているシーンを流していますが、これもある意味、視聴者の反応をうかがっているともいえます。批判やクレームが多く、まだ逆風が強いとみなされたら、キー局への道はさらに遠のくことになります」と広告代理店関係者は話す。

事態は好転するのか。