1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

ダッグアウトの裏側 大谷翔平&山本由伸のドジャース〝世界一〟へ 難敵、ダルビッシュ有&松井裕樹のパドレスと激突 ポストシーズンを占う

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月3日 15時30分

米大リーグはポストシーズン(PS)が開幕。12球団がワールドシリーズ制覇を目指す。

4カードあるワイルドカードシリーズ(WCS、3回戦制)で、注目はナ・リーグのパドレス(西地区2位)対ブレーブス(東地区2位)。勝者が5日(日本時間6日)から始まる地区シリーズ(DS、5回戦制)で、大谷翔平(30)と山本由伸(26)両投手を擁するドジャースと対戦する。

勢いがあるのは、ダルビッシュ有(38)と松井裕樹(28)両投手が所属するパドレスだろう。IL(負傷者リスト)入りしていたタティス・ジュニア、ボガーツ、マスグローブら主力が復帰。球宴後の勝率・683(43勝20敗)は両リーグ最高だ。米メディアも「10月に勝ち進む戦力が整っている」と高く評価している。

一方、最終戦で7年連続のPS進出を決めたブレーブスは不安要素が多い。サイ・ヤング(最優秀投手)賞の最有力候補でもあるエース左腕のセールが、背中か腰に違和感があるようでWCSの先発を回避。昨季MVPのアクーニャ・ジュニアと中軸打者のライリーもけがで欠いている。

4年ぶりの世界王者を狙うドジャースにとって嫌なのはパドレスだ。両リーグ最高勝率でナ・リーグ第1シードになったものの、同地区のライバルには今季5勝8敗と負け越した(ブレーブスには5勝2敗)。打線は強力だが、PSの行方を左右するのは投手力。エースのグラスノーと勝ち頭の11勝を挙げたストーンの不在は痛い。

すでにDS第2戦の先発を告げられている山本にとって、パドレスは因縁の相手だ。3月に韓国で開催された開幕シリーズ第2戦では初回に5点を奪われ43球でKO。黒星デビューとなった。4月の再戦では勝敗はつかなかったが、2発を浴びて5回3失点。対戦すれば絶好の雪辱の機会になる。

ナ・リーグ優勝決定シリーズの相手を予想するなら、東地区を制したフィリーズ。先発陣が特に安定しており、ドジャースは7月に敵地フィラデルフィアで3タテを喫するなど1勝5敗と負け越している。PSでは大谷を封じ込めるため、厳しい配球が増えるのは確実。それでもシーズン終盤の好調を維持できれば、悲願のワールドシリーズ制覇に近づける。

(元全米野球記者協会理事)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください