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巨人・岡本和真〝便利屋扱い〟にめげずに決勝打 今季3度目配転「やっぱしんどい…守備位置までサードの倍くらい」

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月18日 13時28分

岡本は久しぶりの左翼守備でハッスルしつつ、きっちり決勝打も放った=17日、東京ドーム(夕刊フジ)

巨人・岡本和真内野手(28)が17日の阪神戦(東京ドーム)で約10カ月ぶりに左翼で先発。チーム事情によるたらい回しにもめげず、久しぶりの守備位置を無難にこなしたうえ、決勝打を含む2安打1打点と4番の仕事を果たし、お立ち台では〝岡本節〟でファンを沸かせる芸の幅の広さを見せた。

本紙既報通り、坂本の1軍復帰が間近となった段階で検討された、打撃好調の大城や不動の4番岡本と併用するベスト布陣がついに発動した。一塁に大城、三塁に坂本が入り、そして昨年9月18日のヤクルト戦(東京ドーム)以来303日ぶりに岡本が「4番・左翼」で先発。阿部慎之助監督(45)は「守備には目をつぶる。坂本に打席を与えたいし、大城が打撃好調な分、外せなかった」と意図を説明した。

打撃に集中させたい主砲の守備位置を転々とさせた反省に立ち、阿部巨人の当初構想で岡本は一塁固定のはずだった。ところが大城に押し出され三塁へ配転、さらに坂本に譲る形でまたも左翼に回ることに。便利屋扱いにもめげない岡本は、同点とした直後の5回1死一塁から中堅フェンス直撃の決勝二塁打を放ち、左翼での3度の守備機会もそつなくこなした。

お立ち台では、決勝打の話はそこそこに「ぼく、あんまり汗をかかないんですけど、きょうは滅茶苦茶かきました。ベンチから長いんで…」とひとくさり。満員のスタンドを爆笑させた。囲み取材でも「最後らへんはちょっと慣れたけど、やっぱしんどいなって。だって守備位置までサードの倍くらいあるんですよ!」とぼやき続けたが、これくらいの苦情ならかわいいものだろう。

むしろ、守備交代の負担が打撃に悪影響を及ぼさないかが心配だ。夏場に入り、「ちょっと前にやせてきたんで、維持できるように気を付けています。疲労もたまるんで糖質とかも取らないと」と岡本。現体重を尋ねる報道陣に「そんなこと、レディーに聞かない!」と真顔でボケつつ、使い勝手の良過ぎる主砲は颯爽と帰路に就いた。 (片岡将)

巨人―阪神15回戦(巨人8勝6敗1分、18時、東京ドーム、4万1725人)

阪 神020010000-3巨 人00112000×-4

(勝) 船迫31試合2勝

(S) 大勢18試合1勝1敗12S

〔敗〕 大竹15試合6勝5敗

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