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プロ野球実況中継 楽天浮上のカギは〝昭和の男〟鈴木大地 頼もしい打撃とユーティリティー「必ず試合に出てくれる…一番計算できる」選手

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月21日 8時33分

今季初アーチで楽天を交流戦初Vに導いた鈴木大地=16日、楽天モバイルパーク(夕刊フジ)

楽天が交流戦20年目にして初優勝しました。田尾安志監督のもとチームが船出したのが、交流戦スタートと同じ2005年。今江敏晃監督(40)は当時、楽天最初の開幕戦で対戦したロッテに入団4年目で、規定打席に初到達して打率・310をマーク。大ブレークした年でした。歴史をたどると、まさに隔世の感があります。

そんな楽天の4番打者が鈴木大地内野手(34)です。島内宏明外野手(34)、浅村栄斗内野手(33)の不振もあり、6月1日から4番に座って14試合。決して4番向きの選手ではありませんが、この間に打率・306と立派な数字を残しました。しかも優勝を決めた16日の広島戦では、見事に今季初ホームラン。「あいつにはまだストレートを弾き返す力がある。それが1番の強みです」とは後藤武敏打撃コーチ(44)。

頼もしい打撃に加え、彼の強みは内外野のユーティリティーであること。さらに故障が少ない。ロッテ時代から首脳陣が「必ず試合に出てくれるから、ベンチとしては一番計算できるんです」と話していたように、175センチと小柄ながら身体が頑丈なのです。そして、何度もポジションを失いながら這い上がってくる根性。今年も開幕当初はベンチスタートでしたが、途中から一塁のレギュラーに返り咲きました。

元ロッテ監督の伊東勤さん(61)は、鈴木選手を「昭和の選手だよ」と言っていたことがあります。もちろん最大の褒め言葉。当の本人は「4番を打たせてもらったことで、今後の自分の野球人生も変わってくると思うんです。まだまだこれからですよ」と意気軒高です。

12球団で最も若い首脳陣が率いる楽天の浮上のカギを握るのは〝昭和の男〟!! (フリーアナウンサー 松本秀夫)

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