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花田紀凱 天下の暴論プラス 買うべきか、買わざるべきか…心動く「本居宣長の木製栞」 「古書目録」を眺める楽しさ

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月20日 15時30分

これは貴重だ。

実は目録では1冊欠けていた。

が、送ってきたのは全巻揃い。

添えられた手紙に「欠けた1冊が見つかったので」とあった。

全巻揃いなら、もっと高い値段が付けられたろうに、目録そのままの値段の請求書。

これには感動した。

特別のファイル48冊に数冊ずつ納められた小さな写真集を、時折、取り出して眺めている。

当時のことだからB6判にたくさん写真が入っていて、一点一点の写真は小さいのだけれど、そこにまた味がある。

②サマセット・モームのグレアム・グリーン宛書簡4通。

ホテルの便せん、中味は本の御礼などでたいしたことは書いていないのだが、なにしろ、モームからグレアム・グリーン宛ですからね。

店舗を持たず、目録だけでやっていた横浜の創古堂さんから購入。値段は正確には覚えていないのだが、たしか9万円ほどだった――。

「本居宣長の木製栞」、買うべきか、買わざるべきか、まだ、迷っている。

(月刊『Hanada』編集長 花田紀凱)

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