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大の里、ジンクス克服なるか 大関昇進で期待も〝痛恨の連敗〟スタート 先場所の快進撃からは考えられない「怪物」が苦戦

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月16日 11時53分

若元春(右)が土俵を割るより先に尻餅をついた大の里(夕刊フジ)

大相撲名古屋場所2日目=15日、ドルフィンズアリーナ

大関昇進の期待も高まっている新関脇大の里(24)=二所ノ関=がまさかの連敗スタート。東前頭2枚目の若元春(30)=荒汐=をモロ手突きで押し込みながら、得意の右が差せず引いたところを反撃され、押し倒しで尻から落ちた。

初日は西前頭2枚目の御嶽海(31)=出羽海=に完敗。連敗は新入幕の初場所で10日目から3連敗して以来2度目だ。本人は「きのうよりは前に出られたけど、負けてしまった。まだ13日あるので集中して頑張ります」と前を向くが、先場所までの快進撃からは考えられないような内容が続いている。

粂川審判長(元小結琴稲妻)は「右を差せなかったときの対応、そこでしょうね。相手も研究して、力が出る格好にさせないようにやってくる。上がってきた力士はみんなそう。研究されて2、3場所目は大変。壁はあるでしょう」と分析。

3度目の対戦で初白星の若元春は「やっぱり立ち合いは強い。思い描いた立ち合いが全然できなかったので、ちょっと焦った。得意な形にさせないようにしないと。力は向こうの方が上かな」と称えつつ、しっかり対策を練ってきていた。

「怪物」もジンクスに飲み込まれてしまうのか。過去にも多くの初優勝力士が翌場所に苦戦してきたように、大の里も今月7日に石川県津幡町に日帰りで帰郷してパレードを行うなど多忙を極め、稽古不足が不安視されていた。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「こちらに来てからいい稽古ができた」と自信を見せていたものの、今場所で連覇なら大関昇進の声も上がるなかで痛恨の滑り出しだ。 (塚沢健太郎)

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