なにがあってもゴキゲンちゃん ずっと行きたかった海岸沿いのカフェでまったりゴキゲンちゃん 灼熱の中タクシーが見当たらずウオーキングを決意

（夕刊フジ）

三浦海岸にいます。ずっと行きたかった海岸沿いのカフェを駅から目指しました。

MAPで調べたら1・7キロ。この日は37℃、ほぼ体温です。灼熱夏野郎です。三浦海岸駅付近でタクシーを探そうと思いましたが見当たらず、ウオーキングを決意！海岸沿いですもの、きっと気持ちいいに違いない！夏を感じたかったのだからいいじゃない！むしろ夏しか感じないじゃない！

ということで歩き始めて3分。灼熱。空気が熱気で揺れて見えます。海岸沿いは気持ちいいに違いない？ノンノンノン！日陰なし！全方向日焼けのスタートです。

サーフィンとBBQのお店にいったん避難しようか悩みましたがグッと我慢して、海岸沿いをひたすら歩きます。25分を過ぎたころ、ウッディーなカフェが見えてきました。気持ちは小走り、実際はエッチラオッチラどんどこしょとゆっくりゆっくり近づきます。沖縄の水牛の乗り物のスピードです。ハッキリ行ってヘロヘロです。

やっとこさ到着！！急いでドアを開けると「涼しいぃぃぃ～！」「ありがとうございます！」と店長さんにお礼からスタート。「こんにちは！」でしょうが！と思いながら「ありがとうございます！」。店長さんは「こちらがありがとうございます！」。

席に案内していただきメニューを見て、お水を一気飲み！こんな暑いのにホットがなぜか飲みたくなった私はホットカフェラテを注文。もはやバグっていたのかもしれません！暑さは人を狂わせます。真夏にホットカフェラテとアップルパイを注文しました。

真冬に暖炉の前で食べたいメニューですが、カフェラテとアップルパイはとてもとても美味しかったです。ご主人が丁寧に挽いた豆のカフェラテと、手作りのアップルパイのりんごはゴロッと大きくて程よく柔らかく煮詰めてあり、パイ生地もバター感があって最高でした。

真冬に合いそうなメニューがとっても美味しかった真夏。大きな窓から見える三浦海岸はそれはそれは穏やかでまったりゴキゲンちゃんでした。

■川村エミコ（かわむら・えみこ）　1979年生まれ。神奈川県出身。東京経済大学卒業。2003年からピン芸人として活動し、08年10月に白鳥久美子とお笑いコンビの「たんぽぽ」を結成。10年にフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ！」の新レギュラーに。現在は日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ！」などで活躍するほか、自身のYouTube『おかっぱちゃんねる』も話題。「こけし」集めの趣味や、温泉ソムリエアンバサダー、夜景鑑賞士の資格も持つ。23年から三浦市の〝みうら観光大使〟に就任。初の書き下ろし楽曲「優しさモンスター」配信中。