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プロ野球実況中継 大魔神・佐々木主浩さん「投手コーチが来るのって嫌なときも」 DeNA―巨人戦で解説「これぞリリーフピッチャーの心理!」

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月2日 6時30分

投手コーチがマウンドに来て間を取った直後、勝ち越し打を浴びるDeNA・中川=7月26日、横浜スタジアム(夕刊フジ)

7月26日に横浜スタジアムで行われたDeNA―巨人戦を実況したのですが、佐々木主浩さんが「これぞリリーフピッチャーの心理!」と思わずうなずく解説をしてくれたので、ご紹介します。

2―2の同点で迎えた8回表、三浦監督は先発のジャクソンを続投させました(そもそも佐々木さんはこの続投に疑問を呈していました)。安打と四球で無死一、二塁のピンチを作るや、中川虎大(24)に投手交代。中川は暴投で二、三塁とするも、得意のフォークの連投で岡本和と大城を連続三振に打ち取る力投。2死二、三塁で坂本には、際どいインコースのフォークを2球続けてボールと判定され、四球で満塁に。

問題はこの後。DeNAのベンチから、大原投手コーチが間を取りにマウンドへ行ったのです。

佐々木「この場面で投手コーチが行くのはどうですかね。中川はアドレナリンが最高潮で来ている。坂本にも逃げたのでなく、攻めていった結果の四球でしょう。こんなとき投手コーチが行くと、悪い意味で〝落ち着いて〟しまう…」

直後、中川は岸田への初球のストレートを弾き返され、2点適時二塁打で勝ち越しを許しました。

佐々木「外国人投手が審判の判定にカッカしていたりすれば、間を取ってなだめたほうがいい。でも、この場合の中川は違うと思う。投手コーチでなくキャッチャーの山本なり、牧選手なりが一言、声をかければ済む話です。投手コーチが来るのって嫌なときもある。僕は追い返したりしていましたね」

闘争心に水を差されたのか?…実際の中川投手の心理はわかりません。ただ、1点を争う場面のリリーフ投手の心境は、それくらい繊細なんだなと。大魔神の言葉だけに説得力を感じたシーンでした。 (フリーアナウンサー・松本秀夫)

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