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ノマドの窓~渡る世間はネタばかり~ 大阪のド真ん中「難波宮跡」で怪談の一夜 お盆の夜に怪談師・伊藤えん魔と浪曲師・春野恵子が「本当に怖い話」をお届け

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月31日 15時30分

怪談夜席は8月15日19時半からの〝恐演〟です(夕刊フジ)

8月14日・15日開催「難波宮跡で遊涼み!」

難波宮跡公園をご存じですか? えっ? そもそもコレ(=難波宮跡)「どう読むの?」という方も多いかと思います。「なにわのみやあと」と詠みます。場所は大阪城公園の南側。NHK大阪放送局の東側、法円坂一帯に広がっている広場、あれです。

あの場所に難波宮という宮殿がありましてね。645年の大化の改新から793年までの約150年間、皇都としてまた日本初の首都として栄えたとされています。その中心部が国の史跡に指定されて、史跡公園として現在整備が進められているんです。国の指定名称は「難波宮跡 附 法円坂遺跡」なんですが、そんな硬いことは横に置いといて。

せっかく、こんな街の真ん中に大きな広場があるんだから「何かイベントやろうやないか」と、いろんな催しが開催されてきました。老若男女が気軽に楽しめる体験イベントや、おいしいものがあふれるフードイベントだったり。

歴史的に重要な場所が大切に保存される一方で、そこに人が集って楽しい時間を共有するという様子が、僕は個人的には大好きなので、この夏、とある催しを仕掛けます。

8月14日、15日に「難波宮跡で遊涼み!」と題したイベントで、大阪産(あえて読むなら〝おおさかもん〟)のおいしいものをフィーチャーしたキッチンカーが集まり、暑さを忘れて、飲んで食べてを満喫してもらう夏祭り。「難波宮(なにわのみや)」なので「なにわ飲みや!」というわけです。

さて、そこにひとつ、ここにしかない催しを企画してお届けしようじゃないかと進めてきたのが、夏に付きものの〝怖い系〟イベントです。

最近流行りの「怪談語り」をご存じですか?

〝怪談師〟という職業がポピュラーになってきて、連日どこかの会場で、怖い話が語られ、それを聞きに多くの人たちが集まるという現象が起こっています。

それを難波宮跡でやろうというのがこれ「大極殿基壇で唸る!語る!恐怖の怪談夜席(よせ)」。

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で、バンドの一員、ドラマーとして出演していた伊藤えん魔は、当代きっての怪談師として名を馳せていて、ただいま「お盆の夜にどんな恐怖を届けようか」思案中。

そしてもう一人、かつて「進ぬ!電波少年」でケイコ先生として一世を風靡した春野恵子は、今は日本を代表する女浪曲師として活躍中で、どんな恐ろしい話を聞かせてくれるか、乞うご期待。

詳細は「恐怖の怪談夜席」で検索を。お盆に難波宮跡で大いに怖がってください! (火曜日掲載)

■東野ひろあき(ひがしの・ひろあき) 1959年大阪生まれ、東京在住。テレビ・ラジオの企画・構成(山寺宏一&野沢雅子のFM大阪「ニュー・ノーマル・ライフ」など)、舞台脚本(「12人のおかしな大阪人」など)や演出(松平健とコロッケ「エンタメ魂」など)、ライブ企画&プロデュース(キムラ緑子と大谷亮介の「ドリー&タニーライブ」など)、コメディ研究(著書『モンティ・パイソン関西風味』など)、他幅広く活動。猫とボブ・ディランをこよなく愛するノマド。

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