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岡田監督、巨人マジック点灯にも〝余裕〟のナゼ 裏に連戦でも余力残す「結局、最後は投手なんよ」

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月20日 13時5分

岩﨑記者(左)の直撃にも岡田監督は自信満々だった=19日、ナゴヤ球場(夕刊フジ)

崖っぷち2位の阪神・岡田彰布監督(66)が大逆転アレンパに向け最後の「大放談」をぶっ放した。

19日はナゴヤ球場での指名練習を視察。20日からの敵地・DeNA2連戦のため横浜に移動した指揮官だが、泣いても笑っても残り9試合となった今、宿敵巨人に優勝マジックが点灯しても全く動じることはなかった。

「まあ、そんなんは関係ない。(巨人は)残り11試合で9やろ。そんなん、ウチの2試合(22、23日・甲子園)引いただけやんか(笑)」と一蹴。巨人はナイターのDeNA戦に快勝し、残り10試合でマジックを8に減らしたが、状況は変わらない。

今回の5連勝でナインへの信頼度は俄然アップし、「誰に期待とかはない。皆が打ってるから。つなぐ意識もできているし、大体、(今は)ミーティングでもオレは何も言ってないし、『いいよ』と言うだけ。野手には何も言うてない」と〝放任〟。「去年優勝して、ここから追い上げる大事なゲームで自分らがどういう戦いをしないといけないかは(オレが)言わんでもわかっている」と力説した。

劣勢でもこのどえらい自信…。その裏には余力を残す投手力がある。「結局、最後は投手なんよ。連戦になった広島はそれで潰れたやんか。ウチは無理使いしてない。中5日も誰一人いってないし、(4連勝中の)高橋遥人も中9日よ。巨人は中4日、中5日で皆いってるけどウチは万全のある程度の態勢で投げれる。日程的にも全然いいやん」とキッパリ。

すでに今季8勝のビーズリーを中継ぎで起用する方針を固め、状況次第で村上、西勇を〝第2先発〟で使うプランも示唆したほど。こんな芸当は豊富な投手陣を誇る阪神だからこそ可能だ。

最後には今季65試合に登板し、42HPでリーグトップの桐敷にも「今年はもう目一杯投げさすよ。去年は2カ月で23か24試合やろ。1年間投げて流れをアイツにもわからせなあかん」など来季を見据えた若手の底上げにも言及…。2年契約最終年で今オフの去就が注目される岡田監督。この言いっぷりなら「続投」も十分あり得る話だが、まずはその前にアレンパ達成だ。

(岩﨑正範)

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