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歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡 完璧主義の中森明菜、14年ぶりの「紅白」無事に歌い終わったが…寂しさ感じ「もう、いいのかな」

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月23日 11時0分

「あれだけ場数を踏んでいても、ステージに立つまでは不安と緊張でいっぱいになるようです。『紅白』の時も本番直前になっても会場に姿を見せず、スタッフもバタバタしていましたね。『中森明菜さん、速やかにスタンバイしてください』とアナウンスが流れていました。かなりギリギリになって出てきましたが、実に不安そうな表情でした。本当に緊張していたのでしょうね」(前出の音楽関係者)

歌は、この年のみ紅白交互出演の順番を崩して、明菜は安室奈美恵との「同組対決」となったが、無事に歌い終わるとバックを務めたバンドのメンバーに何度も頭を下げ、「やっと終わりました、ありがとうございました」とお礼をしていた。

「紅白」が終わり、数日たった時だった。明菜に「紅白」の感想を尋ねたことがあった。すると「実はちょっと寂しいところがあったんです」と言うと、言葉を選びながら、「『紅白』って、私が毎年出ていた頃は衣装とか、歌について『すごいきれいだったよ』とか『振り付けがカッコよかった』とか『かわいかった』って、楽屋でお互いに思ったことを言っていたんです。それで緊張がほぐれていた部分もあったんですけど、それがまったくなくて…。もちろん時代の流れかもしれませんが、だからもう、いいのかなって…」。 (芸能ジャーナリスト・渡邉裕二)

■中森明菜(なかもり・あきな) 1965年7月13日生まれ、東京都出身。81年、日本テレビ系のオーディション番組「スター誕生!」で合格し、82年5月1日、シングル「スローモーション」でデビュー。「少女A」「禁区」「北ウイング」「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE―情熱―」などヒット曲多数。NHK紅白歌合戦には8回出場。85、86年には2年連続で日本レコード大賞を受賞している。

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