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巨人まさかの連敗 菅野智之、メジャー挑戦に暗雲〝弱点露呈〟間違いが許されない場面、DeNA・オースティンに「悔しい1球」

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月18日 11時36分

CSファイナルステージ第2戦

セ・リーグ優勝の巨人は17日、3位DeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦(東京ドーム)に惜敗し2連敗。1勝2敗(巨人に1勝のアドバンテージ)と負けが先行。今季15勝と復活を遂げ、今オフの米大リーグ移籍を目指す菅野智之投手(35)が浴びた勝負どころでの一発には米大リーグのスカウト陣も表情を曇らせた。

5回に先制を許すも、岡本の適時打で1―1の同点とした直後の7回。先頭のオースティンに投じた4球目の150キロツーシームが外角高めの逆球となって完璧にとらえられた。右中間スタンドに痛恨の勝ち越しソロをほうり込まれ、「調子が良かっただけにね。同点に追いついてもらって頭では分かっていたんですけど…。あそこは悔しい1球になりましたね」。試合後の菅野はそう言って唇をかみしめた。

阿部慎之助監督(45)が「精いっぱい頑張ってくれた。責められない」とかばったようにシーズン中なら7回2失点は十分に仕事を果たしたといえるが、エースで初戦を落とした短期決戦の第2戦。内容よりも求められるのは勝利という結果のみだったが、絶対に間違いが許されない場面で投じた敗着の1球は今後に影響を及ぼしかねない。

今オフでの海外FA権を行使してのメジャー挑戦を公言してから初の1軍戦とあって、この日のネット裏にはスピードガンを片手に複数球団のメジャースカウトが駆け付けた。その内の1人は「シーズン通り素晴らしい投球だった」と称賛したが、「ただ、打ったのが元メジャーのオースティンというのが、物差しとして分かりやすい。コースを間違えたときに空振りやファールを取れるほどのボールの力はないということはよく分かった」とも指摘した。

2013年に入団後、1度も日本一になっていない菅野。これが日本最後の登板となってしまうのか。 (片岡将)

巨人―DeNA第2戦(DeNA2勝、18時、東京ドーム、4万2006人)

DeNA 000010100-2

巨 人 000001000-1

(勝) 大貫1試合1勝

(S) 森原1試合1S

〔敗〕 菅野1試合1敗

(本) オースティン1号①(菅野)

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