中森明菜、年末まで〝復活ロード〟乗り切れるか ファンクラブイベント無事完走で沸き立つディナーショー業界 「紅白」出場へ高まる期待

誰もが復活のステージを期待している（夕刊フジ）

７月に３日間にわたるファンクラブイベントを無事完走した歌手、中森明菜（５９）に、今度はディナーショーにＮＨＫ紅白歌合戦といった年末に向けた〝復活ロード〟が立ちはだかる。果たして明菜はどこまで走るのか。

明菜は誕生日である７月１３日を含む３日間、東京都内でファンクラブイベントを開催。以来６年半ぶりにファンの前に姿を見せ、往年のヒット曲をジャズアレンジで披露した。

「明菜さんは２０１８年以降、体調不良で活動していなかったので、今回のイベントも果たして完遂できるのかと疑問視する声もありました。しかし見事にやり切った。客席とのコミュニケーションもしっかり取っており、本人も自信につながったのではないでしょうか」と音楽関係者。

こうなってくると、年末に向けて精力的な活動が期待されるところだが、「この時期に復帰のめどがついたことで、やはりディナーショー業界は沸き立っていますね。復帰が秋にずれ込んでいたら、会場を押さえることも難しくなりますが、この時期だと年末にはまだ間に合います」と広告代理店関係者。さらにこう続ける。

「明菜さんといえば、松田聖子さんと並んでディナーショーではドル箱でしたから、強気の値段設定もできるでしょうし、期待を寄せる人たちが多いのは言うまでもありません。もちろん以前のようなフル回転というわけにはいかないでしょうけど」

ディナーショーをめぐっては、すでに外資系ホテルとの交渉が始まっているという情報もあるほど。業界の動きは速い。

「明菜さんをめぐっては毎年、ディナーショーの動きが注目されてきましたが、今年ほど現実味を帯びていることはありません」と先の音楽関係者は話す。

そして、さらにその可能性が高まっているのが、ＮＨＫ紅白歌合戦への出場だろう。

「明菜さんが出場することになれば、大きな目玉になることは間違いなしです。前に出場したのが２０１４年。しかもニューヨークからの中継という形でした。紅白もコロナ禍を経て、出場の仕方もかなり柔軟になっているので、体調面に配慮することは可能でしょう。あとは本人のモチベーション次第です」と先の音楽関係者は見通す。