ぴいぷる 俳優・井浦新 いつも名前通りの〝ARATA〟なチャレンジ「早く60歳になりたい」 熱く語った理想の人間の在り方は〝縄文〟に
zakzak by夕刊フジ / 2024年10月16日 6時30分
「まず世界の歴史の中でも1万年以上続いている文明が他にないんです。そこに大きなヒントがあり、今を生きる僕らが知ることで未来に生かされると思うんです。それだけ続いたということは、争いがなかったということにもつながってくる。人と人が助け合って、自然への畏怖の念を抱きながら、自然と人が共存共生していく社会だからこそ、〝足る(たる)こと〟を知っていたんです」
持続可能な地球でいるためにも、縄文人が抱いていた感覚や大事にしていたものを、私たちが取り戻す必要はありそうだ。
今年50歳になった。本人は「早く60歳になりたい」と意外なことを口にした。
「僕が尊敬する歴史上の人物がみんな晩年から能力を発揮しているので、そういうのを見ていると、60歳って何かあるのだろうと。60歳からの表現は、いろいろなものが発酵して熟されてきたものを自由に扱えていけるんじゃないかなって」
そのためにも、日々チャレンジしている。
「新しいことをやっていきたいんです。1回やったアプローチはどんどん捨てて、新しく自分自身を塗り替えるように心がけています。そういう名前を親からもらっているので。今となっては、名前通りの気質になっているなと思いますね」
いつも新(あらた)な人なのだ。
■井浦新(いうら・あらた) 俳優。1974年9月15日生まれ、50歳。東京都出身。98年に「ワンダフルライフ」(是枝裕和監督)で映画初主演。「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」(2012年、若松孝二監督)で日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞、「かぞくのくに」(同年、ヤン・ヨンヒ監督)でブルーリボン賞助演男優賞を受賞。今年は映画「ゴールデンカムイ」(久保茂昭監督)、「東京カウボーイ」(マーク・マリオット監督)、「ラストマイル」(塚原あゆ子監督)のほか、ドラマ「おっさんずラブ―リターンズ―」(テレビ朝日系)、「アンメット ある脳外科医の日記」(フジテレビ系)などに出演。短編映画「カフネの祈り」(増田彩来監督)が12月13日公開予定。現在、出演ドラマ「ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―」(WOWOW)、「無能の鷹」(テレビ朝日系)が放送中。
(ペン・加藤弓子/カメラ・三尾郁恵)
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