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都知事選、投開票秒読み 各候補が〝最後の絶叫〟小池氏への〝口撃〟強める蓮舫氏…石丸氏が〝雪崩現象〟も!? ひまそら氏は手応え

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月6日 14時58分

石丸氏(夕刊フジ)

東京都知事選(7日投開票)は6日、選挙戦最終日を迎えた。過去最多の56人が出馬し、無党派層の動向と投票率がカギを握る。現職の小池百合子知事(71)、前参院議員の蓮舫氏(56)、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)ら各陣営の最終盤を追った。

「まもなく、パリ五輪。その前に私の選挙はあす、あさってです。皆さまから金メダルをいただきたい!」。5日午後、小池氏は新宿バスタ前での演説で、集まった多くの聴衆にそう呼び掛けた。

プラカードなどを掲げた反対派が大声でヤジを飛ばし、演説が妨害される場面もあった。「ユリコ!」「辞めろ!」とコールが交錯するなか、最後は支援者たちとハイタッチを繰り返した。

平日は公務を優先し、大規模な警備が必要な街頭演説は控え気味だったが、2日には平日初の演説を秋葉原で行った。最終日は午後から都内2カ所でマイクを握る。

蓮舫氏は小池氏への〝口撃〟を強めている。小池都政の2期8年で「この間にどれだけいろんな事業者と付き合いがあったのか」と自民党の裏金問題に小池氏を重ねる戦略だ。街頭演説は連日1、2カ所だが、陣営関係者は支援集会も多く回っていると強調する。最終日は午後から3カ所での街頭演説を予定する。

石丸氏は5日夜、文京区内で決起集会を開催した。1400人近い支持者へ「これまで日本は『失われた何十年』といわれ続けてきたが、これ以上失うわけにはいかない。あきらめてる場合じゃない」と述べ、「東京から日本を立て直す」と気勢を上げた。

選挙戦では連日10カ所前後の街頭演説を繰り返した。発表されていた予定以外でも、毎日10カ所ぐらいゲリラ的な演説を行ったという。最終日も朝から午後8時のマイク納めまで、発表分だけで10カ所で演説する予定だ。

蓮舫氏を上回ったとの一部情勢調査もある。選対事務局長の藤川晋之助氏は「小池氏支持の無党派層を切り崩したい。もし蓮舫氏に並んだとすればさらなる雪崩現象も起こり得る。今回は期日前投票も増えたが、最後の1日でひっくり返った選挙は何度も見てきた。われわれは2位狙いじゃないので」と強調した。

作家のひまそらあかね氏(41)は5日、ビジネス動画メディア「ReHacQ(リハック)」の生配信に音声で出演し、「マスコミは報じてくれないけど口コミは広がっている」と手応えを示した。6日朝にはXで「おそらく現時点で、一位になる可能性が僅かでもあるのは、小池さんかひまそらあかねだと思います」と投稿した。

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