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SPORTS BAR 石川遼、いまだ消えぬ米ツアーへの熱き思い「再挑戦は全然諦めてません」 今季は「成長している自分がいる」と自負

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月4日 15時30分

好相性のフジサンケイでよもやの予選落ち。米ツアー参戦に向け巻き返したい=山梨・富士桜CC(夕刊フジ)

前週の男子ゴルフ「フジサンケイクラシック」(山梨)は、降雨によるコースコンディション不良で36ホール短縮競技。過去2009、10年の優勝を含めトップ10入り7度と得意にしていた石川遼(32)は、通算4オーバーで67位タイ。無念の予選落ちだった。

〝最終日〟10番の2打目から再開し、前半18番でバーディーを奪ったが、後半5番からショットに狂いが生じた。ピンまで100ヤードの2打目、グリーン左奥のバンカーに入れてボギー。6番ではティーショットがダフった。8番はフェードで打ったティーショットがOB、最終9番は3パット。上がり5ホールで4つスコアを崩した。「悪い中でちょっと戻し切れず、そのまま終わってしまった」。でもそこに悲壮感はなかった。

今季は、「成長している自分がいる」と自負する。6月の「BMW日本ツアー選手権森ビル杯」で2位。プロ入り以来、苦手にしていた茨城・宍戸ヒルズCCでの大会で、「持つ引き出し、技術で宍戸を攻略したのは大きな自信になった」。即次戦の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップbyサトウ食品」で1年7カ月ぶりの優勝(通算19勝目)につなげた。2020年から始めたスイング改造も体になじむ。だから目を輝かせ、こうも話した。

「米ツアーへの再挑戦は全然諦めてません。9月(17日)で33歳になるけど、より強い気持ちになってる」と。10月24日に開幕する日本開催の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(千葉)がある。昨年は4位に入り、米ツアー「ワールドワイドテクノロジー選手権」(メキシコ)の出場権を得て参戦(予選落ち)も心地よかった。

ZOZOの出場権は、大会前週の「日本オープン」までの日本ツアー賞金ランキング上位8名に付与されるが、ランク7位の岩田寛は「BMW」優勝による出場資格があるため除外。ランク10位ながら〝次点〟の石川にとって、今週12日開幕の「シンハン・ドンヘオープン」(韓国)から「日本オープン」までの6連戦が大事になる。

昨年の韓国では15アンダーで11位タイ。滞在中にホテルのエアコンで喉を痛め、帰国後は体調不良も「ANAオープン」で6位タイ、「日本オープン」は2位と秋の実りは濃かった。13年から5年間、米ツアーを主戦とし、18年から日本に戻ったが、今一番、米ツアー復帰へ燃えている石川がいた。 (産経新聞社特別記者・清水満)

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